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三叉神経痛を根本から改善|茨城県古河市の鍼灸・整体院【あはき整体-治療院】

三叉神経痛を東洋医学の視点から解説|鍼灸・あん摩マッサージ指圧で自然に改善する方法
疑問な人

顔を洗う、水を飲む、歯を磨く、風が当たる――そんな些細な刺激で電撃のような顔面痛が走る。次の一撃が怖くて表情もこわばる。三叉神経痛が辛いけどどうしたらいいの?

こんな悩みを解消します。

こんにちは、治療家まっちです!

本記事では三叉神経痛西洋医学×東洋医学の両面からわかりやすく整理し、鍼灸・整体・あん摩マッサージ指圧で何ができるかを具体化。タイプ別の原因と対処、セルフケア、受診目安、最新一般的治療選択の位置づけまでを、古河市の鍼灸院・整体院の視点で体系的に解説します。

レッドフラッグ(危険サイン|該当時は速やかに医療機関へ)
・痛みが連続して持続し、電撃痛だけでなく痺れ・感覚低下・顔面麻痺が出る
視力低下・複視・耳鳴り・ふらつきなど脳神経症状を伴う
・顔面に水疱を伴う発疹(帯状疱疹/ハント症候群の可能性)
発熱・悪寒・歯肉の腫脹・強い拍動痛(歯性感染/副鼻腔炎の疑い)
片側の顎のだるさ・こめかみの痛み・視力トラブル(側頭動脈炎の可能性)
・40歳未満の初発、両側性夜間も持続痛(多発性硬化症・腫瘍など二次性の鑑別が必要)

この記事を書いた人

【治療家まっち】

✔︎あはき師
・あん摩マッサージ指圧師
・はり師
・きゅう師

✔️あはき整体ラボ運営

✔️愛ねこラボ運営

素敵なご縁に感謝いたします!

目次

三叉神経痛を根本から改善|茨城県古河市の鍼灸・整体院【あはき整体-治療院】

三叉神経痛は、顔の知覚を司る三叉神経(V1:眼神経/V2:上顎神経/V3:下顎神経)のどこかで過敏化が起こり、数秒〜2分程度の鋭い電撃痛を繰り返す疾患です。

代表は古典的三叉神経痛(血管の拍動による神経根の圧迫・脱髄が関与)で、その他に二次性(多発性硬化症・腫瘍・感染・歯科・副鼻腔・顎関節など)が存在します。

当院では、レッドフラッグの除外と医科連携を前提に、顔面だけでなく頸部・顎・胸郭・自律神経までを一体として整え、発作誘発トリガー(触・会話・咀嚼・洗顔・冷風など)を減らす統合的ケアを提供します(古河市・境・小山・結城・野木・栗橋エリアがご来院に便利)。

西洋医学と東洋医学からみた「三叉神経痛」

西洋医学と東洋医学の比較
二側面から理解し、施術とセルフを最適化

西洋医学的な評価と要点

  • 病態・代表疾患:古典的三叉神経痛(血管圧迫が関与)/二次性(三叉神経ニューロパチー:多発性硬化症、後頭蓋窩腫瘍、帯状疱疹、歯性感染、顎関節症、上顎洞炎など)。
  • 診断の軸:電撃様の短い発作、トリガーゾーン(触・風・会話・咀嚼)、神経学的異常の有無、V1〜V3の分節、持続痛の有無。画像(頭部MRI/MRAなど)は医療機関で評価。
  • 保存療法/リハ:誘発要因の整理、口腔・顎関節・頸部の機能評価、睡眠・ストレス・冷刺激対策、姿勢/呼吸パターンの最適化。
  • 薬物/処置の位置づけ:一般にカルバマゼピン等の抗てんかん薬が第一選択とされることが多く、難治例では微小血管減圧術定位放射線治療ラジオ波/グリセロールリゾトミー等が検討されます(適応は医師判断)。
  • 過剰介入を避ける姿勢:二次性の除外を優先しつつ、疼痛の波に合わせた段階的アプローチ(発作期は刺激量を抑え、寛解期に基礎体力と姿勢制御を再学習)。

東洋医学(中医学)的な捉え方

  • 弁証の軸:肝気鬱結→気滞血瘀(ストレスで増悪する刺痛)/風寒犯面(冷風で誘発)/痰湿阻絡(むくみ・重だるさ)/陰虚火旺(夜間〜入眠時に増悪)など。
  • 病機:「不通則痛」――通りが悪いほど痛む。三叉神経領域の循りを改善し、頸・顎・側頭筋群の緊張と自律の偏りを整える。
  • 治則:疏風散寒・活血化瘀・疏肝理気・養陰潜陽。局所(阿是穴)+遠位(連動点)で過敏閾値を下げ、誘発トリガーを減らす。

症状タイプ別の特徴とアプローチ

① V2(頬〜上顎)優位|歯磨き・洗顔・冷風で誘発

サイン:上顎〜頬のトリガーで電撃痛、鼻翼・上口唇部にゾワッと走る。
施術:上顎洞・頬骨弓周囲の筋膜滑走(咬筋・上唇挙筋・上唇鼻翼挙筋)を回復、鼻腔〜上咽部の緊張に配慮。
鍼灸:合谷・迎香・四白・地倉、外関で自律調整。
補足:洗顔はぬるま湯、外出時はマスクとマフラーで冷風遮断。

② V3(下顎〜顎関節)優位|咀嚼・会話・あくびで誘発

サイン:下顎角〜口角周囲でズキッ、顎関節や耳前部の違和感を伴う。
施術:咀嚼筋(咬筋・側頭筋・外側翼突筋)と舌骨上筋群の過緊張を低減、頸椎—顎関節の運動連鎖を再学習。
鍼灸:下関・頬車・翳風・合谷、内関・太衝で緊張緩和。
補足:硬い食品・大開口は回避、片噛み癖・歯ぎしり対策(就寝前ルーティン)。

③ V1(眼窩周囲)優位|光・風・前屈で誘発

サイン:眼窩内側〜眉間に刺す痛み。涙目・光過敏を伴うことがある。
施術:前頭筋・皺眉筋・上眼窩神経周囲の滑走改善、後頭下筋—硬膜張力の調整。
鍼灸:攅竹・陽白・魚腰・合谷、風池・天柱で後頭環境を整える。
補足:強光・冷風を避ける。PC作業は20-20-20ルール(20分ごとに20秒、6m先を見る)。

④ 冷え・ストレス関連|季節・緊張で波が出る

サイン:寒風や緊張場面で誘発。肩首が硬い。
施術:胸郭呼吸と迷走神経系の調整、肩甲帯のすくみ(上方回旋・挙上)を解く。
鍼灸:太衝・内関・神門・合谷、風池・肩井。
補足:就寝90分前入浴、4秒吸って6秒吐く呼吸3分を習慣化。

⑤ 歯科・副鼻腔・顎関節合併疑い|二次性の可能性

サイン:圧痛点が歯根・歯肉、鼻づまりや膿性鼻汁、顎関節クリック強い。
施術:当院では除外優先。歯科・耳鼻科・口腔外科と連携し背景治療を優先する。
鍼灸:痛み緩和と循環促進を補助的に。
補足:無理に刺激を増やさず、医科治療と並走。


鍼灸・整体治療の有効性と研究報告

  • 国内外ガイドライン・レビューの要点:三叉神経痛の初期治療は薬物療法が中心。手術・処置は難治例に検討。非薬物療法は疼痛閾値の改善・筋緊張/自律の調整・誘発トリガー低減を目的に併用されます。
  • 鍼灸・徒手・運動療法の一般的知見:顔面・頸部の筋緊張低下、局所循環・鎮痛システムの賦活、自律神経バランスの改善が報告されています。薬物療法・睡眠/ストレス管理・口腔/耳鼻科領域の治療と統合することが臨床上のポイント。
  • 臨床実装:①レッドフラッグ除外→②発作期は刺激量最小で鎮静→③寛解期に姿勢/呼吸/顎—頸連鎖の再学習→④冷風・触刺激・食事・会話など日常トリガーの設計変更→⑤再発予防。

※感染・腫瘍・脱髄など除外が必要なケースは、まず医療機関での鑑別を優先してください。


セルフケアと生活習慣の工夫

  • 冷風ブロック:屋外はマスク・マフラーで風よけ。洗顔はぬるま湯、ドライヤーは弱風で顔を避ける。
  • 顎と首のリセット:上歯と下歯を離し舌先を上顎前方へ置く「安静位」を1分×3回/日。首は長く、肩は下げる意識。
  • 側頭筋ストレッチ:口を軽く開き、こめかみを円撫で20〜30秒×2。痛み誘発は避ける。
  • 呼吸の再学習:4秒吸って6秒吐く×3分。肋骨を360°広げ、肩のすくみを減らす。
  • 睡眠整備:就寝90分前入浴(ぬるめ10〜15分)、就寝前のブルーライト遮断、就床/起床時刻の固定。
  • 食事と刺激:極端に熱い・冷たい飲食は避け、口腔内の温度差を小さく。硬い食品や大開口は控えめに。
  • 記録:痛み日誌(時間帯・誘因・強さ・対応)でトリガーを特定、通院時の共有に活用。
あはきん

来院時にあなた専用のセルフメニューへ最適化します!


十二経脈病証からみた「三叉神経痛」の治療法

部位(V1/V2/V3)・誘因・随伴症状から経脈をしぼり込みます

方針:「どこで(V1/V2/V3)・何で悪化し・何を伴うか」から関与経脈を推定。以下、各経で〈所見/方針/主穴/随証/セルフ〉を明記します。

1)手陽明大腸経(V2〜口角・頬:冷風・洗顔で誘発)

所見:頬〜上口唇に鋭い電撃痛、迎香・四白周囲に圧痛。
方針:疏風散寒・通絡止痛、頬骨弓周囲の滑走回復。
主穴:合谷・迎香・四白。
随証:地倉・下関・太衝。
セルフ:洗顔はぬるま湯、マスクで風よけ、頬の円撫でセルフ20秒×3。

2)足陽明胃経(V1〜V2前顔面・眼窩周囲:光・前屈で誘発)

所見:眼窩内側〜上口唇へ放散、前頭筋緊張。
方針:清熱鎮痛・通絡、前頭—眼窩周囲の血流改善。
主穴:陽白・四白・地倉。
随証:攅竹・魚腰・合谷。
セルフ:PC作業20-20-20、眉〜額の軽いストレッチ30秒×2。

3)手少陽三焦経(側頭〜耳前:会話・咀嚼で誘発)

所見:側頭部の拍動性緊張、耳前〜顎関節周囲の違和感。
方針:疏経通絡・筋膜連鎖の調整。
主穴:耳門・和髎・外関。
随証:翳風・下関・肩井。
セルフ:会話・咀嚼前の側頭筋円撫で、口を小さく開ける食べ方を選ぶ。

4)手太陽小腸経(顎角〜後耳部:あくび・大開口で誘発)

所見:顎角〜乳様突起後方の張り、頸回旋でつっぱる。
方針:通絡止痛・頸顎連鎖の再学習。
主穴:顴髎・頬車・天宗。
随証:後渓・肩外兪。
セルフ:顎安静位の練習、首長く・肩を下げる座位姿勢を1分×3。

5)足少陽胆経(側頭〜こめかみ:ストレス・冷えで誘発)

所見:こめかみの締め付け、眼精疲労併発。
方針:疏肝理気・活血、側頭筋—胸鎖乳突筋の連動調整。
主穴:懸顱・懸厘・臨泣。
随証:太衝・外関。
セルフ:こめかみ温罨法5分、視覚休憩を1時間ごとに。

6)任脈(口唇周囲・正中:会話・飲食で誘発)

所見:上口唇〜人中にトリガー、発語で増悪。
方針:通任理気・局所鎮痛。
主穴:承漿・水溝。
随証:合谷・内関。
セルフ:口唇のやさしいタッピング10秒×3、温冷差の大きい飲食を避ける。

7)督脈(後頭—頸上部:後頭緊張が強い・起床時つらい)

所見:後頭下筋群の硬さ、朝のこわばり。
方針:通督調気・硬膜張力の調整。
主穴:風府・百会。
随証:天柱・風池。
セルフ:枕の高さ見直し(頸自然湾曲を保つ)、寝る前のうなじ温罨法。

ツボ選択の流れ:①誘因(風・触・会話・咀嚼・冷/熱)→ ②部位(V1/V2/V3)→ ③主穴2〜3+随証1〜2(局所+遠位+連動)→ ④刺激量(発作期は微弱、寛解期は疏通・調整)→ ⑤セルフ(冷風回避・呼吸・顎安静位)。


茨城県古河市での「三叉神経痛」施術|あはき整体-治療院

地域密着で寄り添う施術
  • 鍼灸:顔面・顎・頸のトーン調整と局所循環の改善、自律神経のリズム調整で誘発閾値を高める。
  • 整体:顎関節—頸椎—胸郭の連鎖を整え、触・会話・咀嚼時の過負荷を分散。姿勢—呼吸—嚥下の協調も再学習。
  • あん摩マッサージ指圧:側頭筋・咬筋・胸鎖乳突筋などの緊張緩和、筋膜滑走の回復。
  • 教育・再発予防:冷風対策・食事/洗顔・睡眠/ストレス・歯ぎしり/噛み癖など、日常トリガーの設計変更を個別化。

古河市・境・小山・結城・野木エリアの皆さまへ。「検査で重大所見はないが痛みが続く」というケースにも、ガイドライン準拠の思考と東洋医学の経脈調整を統合し、日常に落とし込める再発予防まで伴走します。

\24時間受付中/


さいごに

三叉神経痛は「予期不安」が痛みの波を増幅させやすい症状です。正しい鑑別と段階的アプローチ、そして生活に馴染むセルフケアとトリガー設計で、再発しにくい日常へ確実に近づけます。

「薬だけに頼りたくない」「手術の前にできることを最大化したい」——そんな方も、まずはお気軽にご相談ください。

茨城県古河市の治療院・鍼灸院・整体院として、あなたの三叉神経痛の根本原因を見極め、オーダーメイドで改善へ導きます。

あはきん

不安から解放され、食事も会話も安心できる毎日へ!

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この記事を書いた人

「次なる通過点は医師免許取得٩( ᐛ )و🔥」
医療の道に人生を捧げます。
東洋医学を土台に、鍼灸あん摩マッサージ指圧を日々研鑽し、臨床のリアルをブログで共有。
そして将来は、東洋医学と西洋医学の両方を語れる“統合医療の治療家”になります。

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