
朝起きて一歩目がズキッ!歩くと足裏が痛い…。これって足底筋膜炎?
そんなお悩みを、本記事で整理し、改善に向けた具体的な方法をご紹介します。



こんにちは、治療家まっちです!
足底筋膜炎は、かかとから土踏まずにかけての強い痛みを特徴とし、特に朝起きた直後や長時間の立ち仕事・ランニングで悪化しやすい症状です。
スポーツ愛好者だけでなく、立ち仕事の多い方、中高年の方にも多くみられます。
「歩くだけで痛い」「整形外科で足底筋膜炎と診断されたけど湿布やインソールだけで良くならない」…そんな声を多く伺います。そして私自身も足底筋膜炎で4年間以上苦しんだ経験があります。
足底筋膜炎は単なる「足裏の炎症」ではなく、筋膜・ふくらはぎの柔軟性・姿勢・歩き方・靴環境、さらには東洋医学的にいう「気血水の巡り」まで深く関与しています。
本記事では、足底筋膜炎を西洋医学と東洋医学の両面から整理し、鍼灸・整体・あん摩マッサージ指圧でどう改善できるかを解説します。
さらに茨城県古河市で治療院・鍼灸院・整体院をお探しの方に、当院での施術内容やセルフケアもご紹介します。
足底筋膜炎(かかとの痛み)を根本改善|茨城県古河市の鍼灸・整体院【あはき整体-治療院】


足底筋膜炎は、かかとから足指の付け根まで伸びる足底腱膜に炎症や微小損傷が起き、強い痛みを伴う疾患です。
特に「朝の一歩目」「長時間の立ち仕事」「ランニング後」に痛みが増すのが特徴です。
足底腱膜は足のアーチを支える重要な組織で、歩行やジャンプの衝撃吸収に欠かせません。
ここに繰り返し負担がかかることで炎症や硬化が進行し、痛みが慢性化してしまいます。
整形外科では湿布や痛み止め、インソールが処方されますが、根本的な解決には足首・ふくらはぎ・股関節を含めた総合的な改善が必要です。



つまり「足裏だけをケアしても不十分」ということです!
西洋医学と東洋医学からみた足底筋膜炎


西洋医学的な原因
- ランニングや立ち仕事による足底へのオーバーユース
- ふくらはぎの柔軟性低下(下腿三頭筋の硬さ)
- 扁平足やハイアーチによる足の構造的負担
- 靴の不適合(硬い靴底、クッション性不足)
- 肥満や急激な体重増加による負担増大
東洋医学的な原因
- 気滞:気の巡りが滞り、局所に痛みが生じる
- 血瘀:血流不足により炎症や硬さが改善しにくい
- 痰湿:体液代謝の乱れによる足の重だるさ・むくみ
- 腎虚:慢性的な疲労や加齢による筋骨の弱化
タイプ別の特徴と改善アプローチ
① オーバーユース型
ランニングや長時間立位で悪化。
→ 鍼灸で足底・ふくらはぎの緊張を緩め、整体で足首・股関節のバランスを調整。
② 扁平足・アーチ低下型
土踏まずが落ちて足裏が疲れやすい。
→ 足内側の筋群を鍛える運動+鍼灸で足底の血流改善。
③ 冷え・湿邪型
雨天や冷えで悪化しやすい。
→ 三陰交・陰陵泉に灸を施し、水分代謝を改善し、温熱で循環を高める。
④ 慢性・加齢型
長年の足底の負担が蓄積。
→ 腎兪・太渓で腎を補い、足底筋膜の再生力を高める施術。
鍼灸・整体治療の有効性と研究報告
- 鍼灸は足底筋膜炎の痛み軽減に有効であると複数の研究が報告
- トリガーポイント鍼治療でふくらはぎや足底の筋緊張を解消
- 整体で足首・骨盤のアライメントを整えると再発予防につながる
- 温灸療法は慢性化した痛みに特に効果的
当院では足裏だけでなく、ふくらはぎ・股関節まで含めたトータル調整を行い、再発防止に力を入れています。
セルフケアと生活習慣の工夫
- ストレッチ:ふくらはぎ・足底の筋膜を毎日伸ばす
- 足指運動:タオルギャザーで足裏の筋力を鍛える
- 温熱療法:足湯・蒸しタオルで循環改善
- 靴の見直し:クッション性のある靴やインソールを使用
- 体重管理:過剰な負担を避けるため適正体重を維持
セルフケアを継続することで、施術効果が長持ちし再発予防にもつながります。
十二経脈病証からみた足底筋膜炎の治療法


足底筋膜炎は「朝起きて一歩目が痛い」「歩き続けると足裏がズキズキする」「長時間立つと足の裏が張る」など、日常生活を大きく妨げる症状です。
西洋医学では足底筋膜の微細損傷・炎症で説明されますが、東洋医学では足底を走行する腎経・膀胱経・胃経・肝経などの気血水の停滞によって起こると捉えます。



足底の痛み=単なる炎症ではなく、全身の経脈の乱れの現れでもあります!
1)足少陰腎経(足底内側〜土踏まずの痛み)
所見:土踏まずの中心や内側の痛み。冷え・倦怠感・慢性化しやすい。
方針:腎気を補い、足底深層の循環を改善。
- 主穴:湧泉・太渓・然谷
- 随証配穴:三陰交(冷え改善)、腎兪(慢性痛)
- セルフ:足湯、温灸、土踏まずマッサージ
2)足太陽膀胱経(足底外側・かかとの痛み)
所見:かかとの鋭い痛み、立ち仕事や長時間歩行で悪化。
方針:膀胱経ラインを通じ、後方からの負担を和らげる。
- 主穴:崑崙・申脈・承山
- 随証配穴:委中(下肢後面の張り)、太陽(全身リラックス)
- セルフ:ふくらはぎストレッチ、かかと回し
3)足陽明胃経(足底前方・母趾付け根の痛み)
所見:つま先寄りの足裏痛。消化不良や下肢前面の張りを伴うことも。
方針:胃気を調整し、下肢前面〜足底の循環を改善。
- 主穴:解渓・衝陽・足三里
- 随証配穴:豊隆(湿の停滞)、天枢(消化調整)
- セルフ:足指ストレッチ、消化にやさしい食生活
4)足厥陰肝経(筋緊張・ストレス性の足底痛)
所見:足底のつっぱり感、こむら返り、ストレスで悪化。
方針:肝気を疏泄し、筋の柔軟性を回復。
- 主穴:太衝・中封・蠡溝
- 随証配穴:期門(胸脇の張り)、合谷(自律安定)
- セルフ:足裏ゴルフボールマッサージ、深呼吸
5)足少陽胆経(外側縦アーチの痛み・歩行時悪化)
所見:外側縦アーチの痛み、歩くと増悪。足首外側のだるさも。
方針:胆気を整え、外側ラインの循環を改善。
- 主穴:丘墟・陽陵泉・懸鐘
- 随証配穴:足臨泣(外側痛)、外関(経絡通じ)
- セルフ:外側アーチのストレッチ、歩行フォーム改善
ワンポイント:足底筋膜炎は腎経・膀胱経・胃経・肝経・胆経の乱れが複雑に絡んでいます。湧泉・崑崙・足三里・太衝は多くの症状に応用できる安定穴です。
ツボ選択の流れ(実践テンプレ)
- ① 痛みの部位を確認:かかと/土踏まず/つま先寄り/外側アーチ
- ② 経脈を仮決め:腎経/膀胱経/胃経/肝経/胆経
- ③ 主穴2〜3+随証穴1〜2:局所+遠位を組み合わせる
- ④ 技法:急性は軽刺激、慢性は温灸や置鍼で循環改善
- ⑤ 生活習慣改善:靴や歩行フォームの見直し、ストレッチ、体重管理



足底筋膜炎は「足裏の使い過ぎ」だけでなく、経脈全体の滞りが背景にあります。経絡治療で根本改善を目指しましょう。
受診の目安:安静時にも強い痛みが続く、腫脹・発赤・発熱を伴う場合は整形外科での精査をおすすめします。
茨城県古河市での足底筋膜炎施術|あはき整体-治療院


当院は茨城県古河市の地域密着の治療院・鍼灸院・整体院として、足底筋膜炎に悩む方にオーダーメイド施術を行っています。
- 鍼灸:足底・ふくらはぎの緊張を緩和し炎症を抑制
- 整体:足首・股関節のバランスを整え再発予防
- あん摩マッサージ指圧:筋膜リリースで柔軟性を改善
- セルフケア指導:日常生活で実践できる運動・ストレッチをご提案
「仕事で長時間立ちっぱなし」「スポーツを思い切り楽しみたい」そんな方にも合わせた施術を提供しています。



お気軽にご相談ください!
さいごに


足底筋膜炎は一度発症すると長引きやすい疾患ですが、適切な施術とセルフケアで改善・再発予防が可能です。
「朝の一歩目がつらい」「インソールや湿布だけでは良くならない」「長年足裏の痛みに悩んでいる」…そんな方も、ぜひ一度ご相談ください。
茨城県古河市の治療院・鍼灸院・整体院として、あなたの足底筋膜炎の根本原因を見極め、オーダーメイドの施術で改善へ導きます。



足裏の痛みから解放され、歩くのが楽しい毎日を取り戻しましょう!
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