
背中が重くて、いつもツラい…。この痛み、どうにかしたい…!
そんなお悩みを本記事でスッキリ解消します。



こんにちは、治療家まっちです!
長時間のデスクワーク、同じ姿勢を続けること、運動不足…。
背中(背部痛)に悩む現代人は本当に多いです。
マッサージしてもすぐ戻る…。薬や湿布だけでは根本改善にならない…と感じる方も多くいらっしゃいます。
背部痛は単なる筋肉の疲労や硬さだけではなく、姿勢の崩れ・血流の滞り・自律神経の乱れ、さらには東洋医学の視点では「気血の停滞」も背景にあります。
本記事では、背部痛を西洋医学と東洋医学の両面から整理し、鍼灸やあん摩マッサージ指圧によってどう改善できるかを丁寧にご紹介します。
さらに、茨城県古河市で治療院・鍼灸院・整体院をお探しの方にも役立つ情報として、地域特性に合った施術内容も盛り込んでいます。ぜひ最後までご覧ください。
背部痛を東洋医学で徹底解説|鍼灸・整体・あん摩による自然な改善


背部痛は、肩甲骨から腰の上部にかけて感じる不快な症状で、生活の質を大きく損ないます。
姿勢の悪さや筋肉の緊張、呼吸の浅さ、ストレスなど複数の要素が重なって発生します。
私自身もデスクワークで背中が張り、仕事や勉強に集中できない経験がありました。治療家になった今、「背部痛」は全身バランスの警告サインだと実感しています。
西洋医学では「筋緊張」「血行不良」「姿勢不良」などで説明されますが、東洋医学では「気血の停滞」「経絡の流れの乱れ」として捉え、局所だけでなく「全身の巡り」を整えることを重視します。



それでは、詳しく見ていきましょう!
西洋医学と東洋医学からみた背部痛
西洋医学的な原因
- 長時間の同一姿勢や猫背などによる背部筋への負担
- 筋疲労や筋膜の癒着による慢性的な張り・痛み
- 加齢に伴う椎間板や小関節の変性
- ストレスによる自律神経の乱れ(交感神経優位)
- 内臓疲労・循環器・呼吸器の不調が背部症状として現れることも
東洋医学的な原因
- 気滞:ストレスや呼吸の浅さで「気」の巡りが停滞
- 血瘀:血流の停滞による鈍痛・しこり・こわばり
- 痰湿:水分代謝の乱れで重だるく、雨天で悪化
- 腎虚:慢性疲労で筋骨の栄養が不足し回復しにくい
症状別の特徴とアプローチ
筋緊張型(姿勢悪化による張り)
長時間のデスクワーク・猫背タイプ。
肩井・肩中兪・風池などに鍼灸でアプローチし、呼吸と連動させて胸郭の可動性を回復します。
血行不良型(血瘀)
冷えや疲労で筋肉が硬く、鈍痛・重だるさを伴う。
膈兪・委中・命門などを用いて血流を促し、熱感・冷感のアンバランスを整えます。
重だるさタイプ(痰湿)
湿気や気圧で悪化しがち。
中脘・豊隆・三陰交で水分代謝を整え、むくみ・だるさを軽減します。
慢性疲労タイプ(腎虚)
慢性化し、腰や肩の不調も併発しやすい。
腎兪・志室・足三里で回復力を底上げし、過度な負荷を避けつつ体幹安定化を図ります。
鍼灸・整体治療の有効性と期待できる変化
- 鍼灸:過緊張の筋群やトリガーポイントを狙い、血流改善と鎮痛(内因性オピオイド活性)を促す
- 整体:胸郭・肩甲帯・骨盤のアライメントを調整し、背部にかかる負荷の分散を図る
- あん摩マッサージ指圧:筋膜の滑走を回復し、呼吸の深さと可動域を改善
- 再発予防:姿勢教育・呼吸法・運動習慣の定着で「戻りにくい状態」を作る
※背部痛に発熱・息切れ・胸痛やみぞおちの激痛などが伴う場合は、まず医療機関での鑑別が必要です。
セルフケアと生活習慣の工夫
- ツボ押し:肩中兪・膈兪・委中をやさしく10〜15秒×数回
- ストレッチ:肩甲骨回し、胸を開くストレッチ、背中の反らし運動
- 呼吸:鼻から吸い、口をすぼめて長く吐く「ペース呼吸」で交感神経優位をリセット
- 温熱:湯船や蒸しタオルで後背部を温め、血流促進
- デスク環境:モニター高さ・椅子の座面深さを調整、45〜60分で立ち上がる習慣
- 運動習慣:ウォーキング+軽い体幹トレ(プランク、バードドッグ)で背部支持力を育てる



来院時に詳しくお伝えするよ!
十二経脈病証からみた背部痛の治療法


背部痛は「肩甲骨の間が重い」「背中全体が張って呼吸まで苦しい」「腰の上あたりが鈍く痛む」など多彩な症状があります。
西洋医学では筋緊張や姿勢不良が主因とされますが、東洋医学では背部を走行する膀胱経・督脈を中心に、肝胆・腎の失調が反映された症状として捉えます。
どの経脈が関与しているかを見極めることで、根本からの改善が可能です。



背部痛は「局所の張り」だけでなく、全身の経脈の滞りを示すサインでもあります!
1)足太陽膀胱経(背部全体の張り・痛み)
所見:頸〜背中〜腰にかけての張り。後頭部痛や坐骨神経痛を伴うことも。
方針:膀胱経ラインを通じさせ、筋緊張を緩和。
- 主穴:膈兪・肝兪・腎兪・委中
- 随証配穴:風池(後頭部緊張)、崑崙(下肢後面)
- セルフ:背伸びストレッチ、温灸、蒸しタオル
2)足少陰腎経(腰背部のだるさ・冷え)
所見:背中下部〜腰部の鈍痛、冷え、倦怠感。不眠や不安を伴う。
方針:腎陽を補い、深層の冷えを改善。
- 主穴:腎兪・志室・太渓
- 随証配穴:命門(生命力補充)、三陰交(冷え改善)
- セルフ:腰部の温灸、足湯、深呼吸
3)足厥陰肝経(ストレス性背部痛・筋緊張)
所見:肩甲間部の張り、胸脇部の張り、イライラ。ストレスで悪化。
方針:肝気を疏泄し、筋緊張を緩和。
- 主穴:太衝・期門・肝兪
- 随証配穴:合谷(自律調整)、百会(情緒安定)
- セルフ:肩甲骨回し、胸を開くストレッチ
4)足少陽胆経(側背部〜肩甲骨外側痛)
所見:肩甲骨の外側や脇腹にかけての張り。頭痛・耳鳴りを伴う。
方針:胆気を調和し、脇背部の気血を流す。
- 主穴:肩井・陽陵泉・胆兪
- 随証配穴:完骨(首肩連動)、外関(側背部の緊張)
- セルフ:体側ストレッチ、側臥位での深呼吸
5)手太陽小腸経(肩甲間部〜頸背部痛)
所見:肩甲骨内側の強いこり、後頸部まで張る。後ろを振り向きにくい。
方針:小腸経の経絡を開き、肩背部の筋緊張を解消。
- 主穴:肩外兪・天宗・小海
- 随証配穴:後渓(項背連動)、肩中兪(肩甲間部)
- セルフ:肩甲骨を寄せる運動、温シャワー
ワンポイント:背部痛は膀胱経・腎経・肝経・胆経・小腸経の影響が大きく、局所治療に加えて全身の経脈バランスを整えることが根本改善につながります。
ツボ選択の流れ(実践テンプレ)
- ① 痛みの部位を確認:肩甲間部/背部全体/腰背部/側背部
- ② 経脈を仮決め:膀胱経/腎経/肝経/胆経/小腸経
- ③ 主穴2〜3+随証穴1〜2:局所+遠位を組み合わせる
- ④ 技法:慢性は温灸・置鍼、急性は軽刺激で調整
- ⑤ 生活習慣改善:長時間の同一姿勢を避け、背伸び運動を取り入れる



背部痛は「単なるこり」ではなく、経脈全体の乱れを整えることで改善が期待できます。
受診の目安:背部痛に胸痛・呼吸困難・発熱を伴う場合は内科受診を優先してください。
茨城県古河市での背部痛施術|あはき整体-治療院


当院は茨城県古河市の地域密着の治療院・鍼灸院・整体院として、背部痛に特化したオーダーメイド施術を提供しています。
鍼灸・整体・あん摩マッサージ指圧を組み合わせ、姿勢・気血・筋膜の滑走性を整え、痛みの「原因」と「結果」の両面に働きかけます。
古河市近郊で“信頼できる治療院”や“背中の痛みに強い鍼灸院・整体院”をお探しの方は、ぜひ当院へご相談ください。
公式LINEからのご予約も便利です。



お気軽にご相談ください!
さいごに


背部痛は「日常の習慣」や「からだのバランスの乱れ」が発する大切なサインです。局所ケアだけでなく、全身の巡り・姿勢・呼吸まで整えることで根本改善が可能になります。
「背中がいつも張っている」「少し動いただけで痛みが出る」…そんなお悩みをお持ちの方も、ぜひ一度ご相談ください。
茨城県古河市の治療院・鍼灸院・整体院として、あなたの背部痛の根本原因を見極め、オーダーメイドの施術で改善に導きます。



背中を軽く、毎日を快適に過ごしましょう!
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