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手足のしびれを根本から改善|茨城県古河市の鍼灸・整体院【あはき整体-治療院】

手足のしびれを東洋医学の視点から解説|鍼灸・あん摩マッサージ指圧で自然に改善する方法
疑問な人

手(指先)がピリピリ、足先がジンジン…夜中にしびれて目が覚める。病院で「様子を見ましょう」と言われたけど、家事や仕事に支障が出てきた。この“手足のしびれ”、どうすれば?

そんなお悩みを、鍼灸・整体の視点から整理し、改善に向けた具体策をお伝えします。

こんにちは、治療家まっちです!

「しびれ」はひとつの病名ではなく、神経・血管・筋骨格・代謝・ホルモン・自律神経など複数要因のトラブルが“感覚異常”として表に出た結果です。
原因の切り分けと、生活に馴染むアプローチの組み合わせが重要です。

検査で大きな異常が見つからないのに、「朝方に手がしびれる」「立つと足がジンジン」「PC作業で腕がしびれる」「腰から足に電気が走る」——こうした声を多く伺います。

本記事では、手足のしびれを西洋医学(鑑別・最新ガイドライン)と東洋医学(中医学)の両面から整理し、鍼灸・整体・あん摩マッサージ指圧で何ができるかを具体的に解説。セルフケア、再発予防、受診の目安も網羅します。

茨城県古河市で治療院・鍼灸院・整体院をお探しの方にも役立つ、地域密着の実践情報を盛り込みました。ぜひ最後までご覧ください。

この記事を書いた人

【治療家まっち】

✔︎あはき師
・あん摩マッサージ指圧師
・はり師
・きゅう師

✔️あはき整体ラボ運営

✔️愛ねこラボ運営

素敵なご縁に感謝いたします!

目次

手足のしびれを根本から改善|茨城県古河市の鍼灸・整体院【あはき整体-治療院】

手足のしびれを東洋医学の視点から解説|鍼灸・あん摩マッサージ指圧で自然に改善する方法
手足のしびれを東洋医学の視点から原因を探り、鍼灸やあん摩マッサージ指圧による自然なアプローチで改善を目指します

まず最初にお伝えしたいのは、“見逃してはいけないサイン(レッドフラッグ)”です。これに当てはまるときは、鍼灸や整体よりも先に医療機関での鑑別が優先です。

至急受診すべきサイン:
・顔/腕/脚の片側の突然のしびれや脱力、言語障害・視野障害・激しい頭痛など→ 脳卒中を疑い救急受診(FAST/BE-FAST基準)。
会陰のしびれ、排尿・排便障害、発熱+激しい腰痛→ 馬尾症候群など脊髄圧迫を除外

あはきん

ここからは具体的な原因と対策を、わかりやすく整理していきます!

西洋医学と東洋医学からみた「手足のしびれ」

西洋医学と東洋医学の比較

西洋医学的な代表病態とチェックポイント

  • 頚椎・腰椎の神経根症(椎間板・狭窄):首〜腕、腰〜脚へ放散する痛み・しびれ・筋力低下。神経牽引で悪化、頚部姿勢・胸郭可動の影響大。保存療法(教育・エクササイズ・神経滑走など)で多くは改善。
  • 手根管症候群(CTS):夜間〜明け方の親指〜中指のしびれ・痛み、手を振ると軽減(shaking sign)。夜間装具(中間位スプリント)や注射、重症では手術。2024年に整形外科学会がCPGを改訂。
  • 肘部管症候群(尺骨神経)・ギオン管・総腓骨神経・足根管などの絞扼性ニューロパチー:分布に一致したしびれと筋力低下。局所の滑走・圧迫回避が要点。
  • 多発ニューロパチー(糖尿病性DN・アルコール・甲状腺・B12・腎機能など):左右対称で足から上行しやすい感覚障害。AANは初期の検査に血糖/HbA1c、B12、甲状腺、電気生理などの役割を整理。 :
  • 末梢動脈疾患(PAD):歩くとふくらはぎが痛む/だるい(間欠性跛行)、冷感・色調変化・難治性潰瘍、しびれや力の入りにくさも。AHAやCDCは早期発見とABIなどの評価を推奨。

東洋医学(中医学)的な捉え方

  • 肝血不足・瘀血:血の不足や巡りの悪さ→末端しびれ・冷え・こむら返り。
  • 脾気虚・痰湿:だるさ・むくみ・しびれ(重だるい性質)。
  • 腎虚:慢性・再発性、足腰だるい、夜間のしびれ増悪。
  • 経脈の滞り(手の陽明・少陽、足の太陽・胆経など):局所の張りや姿勢から神経血管の通り道が狭くなる。

東洋医学では、局所(経穴)+全身(気血水・臓腑)の両輪でアプローチし、「しびれを起こしやすい土台」を整えます。


症状タイプ別の特徴とアプローチ

① 手根管症候群(CTS)タイプ

サイン:親指〜中指のしびれ・夜間痛、朝のこわばり、物を落とす。
施術:手根管周囲(屈筋支帯・前腕屈筋群)の過緊張を解除、肩甲帯〜胸郭の滑走性を回復し遠位の負担を軽減。
鍼灸:合谷・大陵・内関・外関・曲池・手三里。
補足:夜間スプリントや注射、重症では手術を含む段階的管理が2024年AAOS CPGに整理されています。

② 頚椎神経根症タイプ(首由来の腕のしびれ)

サイン:首〜肩〜腕に放散、特定姿勢で悪化、知覚低下や腱反射変化。
施術:頚椎〜上胸椎の伸展・回旋、肋椎関節、肩甲胸郭リズムを再学習。
鍼灸:風池・天柱・肩井・合谷・小海などで神経根周囲の筋緊張を鎮める。
エビデンス:保存療法が第一選択で、頚部筋の活性/強化や教育が推奨されます。

③ 糖尿病性・代謝性ニューロパチータイプ

サイン:足先から左右対称にしびれ・灼熱痛、夜間増悪。B12不足や甲状腺機能異常でも類似。
施術:足部アーチ・下肢ポンプ(ヒラメ筋)活性、末梢循環+睡眠/血糖のセルフ管理を併走。
鍼灸:足三里・三陰交・太谿・復溜・太衝・公孫。
補足:薬物療法はAAN 2022のアップデート(デュロキセチン・プレガバリン・ガバペンチン・TCA・外用8%カプサイシンなど)を参照。

④ 末梢動脈疾患(PAD)/血行不全タイプ

サイン:歩行でふくらはぎが張る・痛む(休むと軽快)、足の冷感・色調変化・遅い爪伸び、しびれや力の入りにくさも。
施術:鍼灸・整体は歩行効率の改善や末梢循環の補助に有用。喫煙対策・歩行プログラム・基礎疾患管理が必須。鑑別・治療は医療機関と連携(ABI等)。

⑤ 肘部管/足根管など絞扼性ニューロパチー

サイン:小指・環指(尺骨神経)や足底(脛骨神経)など、神経支配に一致したしびれ。肘曲げ/足首姿勢で増悪。
施術:局所の組織滑走、姿勢・作業動作の見直し、神経・腱グライディング。
鍼灸:小海・支正・中渚・陽陵泉・解渓・崑崙など。


鍼灸・整体治療の有効性と研究報告

  • 手根管症候群(CTS):2024年AAOSガイドラインは、夜間装具や注射、適応での手術など段階的管理を提示。保存療法(装具+徒手/エクササイズ)は初期選択として位置付けられます。
  • CTS×鍼:2023年の体系的レビューでは、夜間装具より痛み低下に有利な所見もある一方、機能・重症度や電気生理では同等で、全体のバイアスリスクはやや高めと報告。補完療法として併用に価値。
  • 糖尿病性末梢神経障害(DPN):薬物療法の最新アップデート(AAN 2022)に加え、鍼灸の有効性を示すRCT/メタ解析が増加中(痛み・QOL・一部伝導指標の改善)。ただし今後の大規模試験が必要。
  • 理学療法×運動:頚椎神経根症では頚部筋の活性化/強化、教育と併せた保存療法が推奨されます。
  • 神経・腱グライディング:CTSの装具と併用したプログラムは、機能やメディアン神経の形態改善に寄与する可能性。

※顔面や片側の突然のしびれ・脱力、会陰のしびれ+排尿/排便障害など中枢・脊髄のサインは、まず医療機関での鑑別を最優先してください。


セルフケアと生活習慣の工夫(保存版)

  • 夜間装具(CTS傾向):手関節を中間位で固定し、夜間のしびれ・痛みを軽減。朝の「手振り」で軽減する人は適合サイン。
  • 神経・腱グライディング:医療者指導の下で1日数セット。痛みが出る可動域は避け、“つっぱる手前”で止める。
  • 頚・胸郭・肩甲帯の再学習:画面は目線高さ、前かがみ30分で小休憩。鼻呼吸+肋骨の伸びを感じるエクササイズ。
  • 足部ケア:ふくらはぎポンプ(つま先上下1分×数回/日)、足趾グーパー、歩行10〜15分×2〜3回。
  • 代謝・栄養:血糖の乱高下を避け、タンパク質/鉄/B12/葉酸を意識。甲状腺や鉄欠乏が疑わしければ検査を。
  • 禁煙・体重・睡眠:末梢循環のために最重要。PAD疑いは医療機関でABI等を相談。
あはきん

来院時にあなたの体質・生活リズムに合わせて、無理のないセルフメニューを具体化します!


十二経脈病証からみた「手足のしびれ」の治療法(主穴・随証)

十二経脈弁証にもとづくしびれの鍼灸治療
部位・誘因・随伴症状から関与経脈をしぼり込み、主穴+随証で整える

しびれは、上肢では手陽明大腸経・手少陽三焦経・手厥陰心包経、下肢では足太陽膀胱経・足少陽胆経・足厥陰肝経・足太陰脾経・足少陰腎経の乱れとして現れやすく、神経の滑走不全・血流低下・筋膜緊張・姿勢負荷が複合して生じます。以下は〈所見/方針/主穴/随証/セルフ〉の実践テンプレートです。

1)上肢(親指〜中指)/手陽明・心包・正中神経ライン

所見:夜間しびれ、朝のこわばり、PC作業・手首背屈で増悪(手根管周囲の絞扼傾向)。
方針:開胸理気・疎通絡脈・前腕屈筋群の滑走回復、手根管周囲の鬱滞軽減。
主穴:大陵・内関・労宮・曲池・手三里。
随証:合谷(遠位鎮痛・上焦の疏通)/肩井(肩甲帯緊張)。
セルフ:夜間は軽い手関節装具で過度背屈を回避/正中神経グライド(痛み0〜2/10で反復)/キーボードは手首を浮かせ、肘角度90〜100°/手掌の温罨法→軽いストレッチ。

2)上肢(小指・環指)/手少陽三焦・尺骨神経ライン

所見:肘屈曲や長時間スマホで増悪、肘内側〜前腕尺側のしびれ(肘部管/ギヨン管の絞扼傾向)。
方針:疏通少陽・肘部管減圧・前腕尺側の滑走改善、肩甲帯—胸郭の連動調整。
主穴:小海・支正・中渚。
随証:臑会(尺骨神経溝の滑走補助)/合谷(頚肩の緊張)。
セルフ:就寝時の肘深屈曲を避ける(タオル固定)/尺骨神経グライド/スマホは目線の高さ・肘軽度伸展で保持/前腕尺側のやさしいストレッチ。

3)下肢(足底・内果周囲)/足少陰腎経・足太陰脾経

所見:立ちっぱなし・冷えで悪化、足底のしびれ・むくみ・だるさ(脛骨神経/足根管周囲の鬱滞)。
方針:温補腎陽・健脾利水で深層循環と神経栄養を回復、足底—下腿の滑走改善。
主穴:太渓・復溜・三陰交・足三里。
随証:陰陵泉(利水)/太白(脾気の底上げ)。
セルフ:足湯→カーフポンピング(足関節底背屈20回)/着圧ソックスの適正使用/体重管理と歩行の母趾球荷重再教育/長坐での坐骨神経スライダー(痛み0〜2/10)。

4)坐骨神経ライン/督脈・足太陽膀胱経・足少陽胆経

所見:腰〜殿部〜大腿後外側へ放散、長時間座位や前屈で増悪、朝のこわばり(梨状筋・ハムの緊張/神経滑走不全)。
方針:通絡止痛・後面ファシアの滑走回復・骨盤アライメント調整、梨状筋の過緊張解除。
主穴:腰俞・殷門・委中・環跳・陽陵泉。
随証:百会(総合調整)/大椎(頚背の緊張)。
セルフ:30〜45分毎に立位休憩/ヒップヒンジの学習で腰部過屈曲を回避/神経スライダー(膝伸展—足関節背屈の小可動)/殿筋群ストレッチ(痛み0〜2/10)。

ツボ選択の流れ:分布(神経支配/経脈)→ ②誘因(姿勢/反復動作/冷え/血糖/歩行)→ ③主穴2〜3+随証1〜2(局所+遠位)→ ④刺激量(急性は軽、慢性は温補)→ ⑤セルフ(装具・神経滑走・歩行・睡眠・保温)を併用。

茨城県古河市での「手足のしびれ」施術|あはき整体-治療院

あはき整体-治療院 外観
地元・茨城県古河市の皆さまに寄り添う施術を

当院は茨城県古河市の地域密着の治療院・鍼灸院・整体院として、手足のしびれ(CTS・頚椎神経根症・坐骨神経痛・代謝性ニューロパチー・PADの疑いなど)に対し、ガイドライン準拠の考え方東洋医学の経脈調整を統合。
頚胸郭の再学習、手根管/肘部管の滑走環境づくり、歩行・呼吸・睡眠・栄養の個別指導まで、「再発しにくい日常」を一緒に設計します。

  • 鍼灸:自律神経の安定、微小循環改善、神経周囲の過緊張を鎮める。
  • 整体:頚椎〜胸郭〜肩甲帯/骨盤帯の連動回復で“神経の通り道”を広げる。
  • あん摩マッサージ指圧:鎮痛・鎮静とリカバリー環境を整備。
  • 医療連携:必要に応じてABI・採血・画像・神経伝導検査の相談もご案内。

古河市・境・小山・結城・野木エリアからの来院も、お待ちしております。
「検査は異常なしなのにしびれがつらい」という方のサポート。
公式LINEからご予約・ご相談いただけます。

\24時間受付中/

あはきん

無理のない計画で、一緒に整えていきましょう!


さいごに

しびれは不安を増幅し、身体の力みや睡眠不良を招いて悪循環に陥りやすい症状です。

正しい鑑別と段階的アプローチ、そして生活と噛み合うセルフケアで、再発しにくい体に整えることは十分に可能です。

「薬ばかりに頼りたくない」「検査は異常なしといわれた」「仕事や家事で困る」——そんな方も諦めずに一度ご相談ください。

茨城県古河市の治療院・鍼灸院・整体院として、あなたの「しびれの原因」を見極め、オーダーメイドで伴走します。

あはきん

しびれの不安から解放され、指先・足先まで軽やかな毎日へ!

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この記事を書いた人

「次なる通過点は医師免許取得٩( ᐛ )و🔥」
医療の道に人生を捧げます。
東洋医学を土台に、鍼灸あん摩マッサージ指圧を日々研鑽し、臨床のリアルをブログで共有。
そして将来は、東洋医学と西洋医学の両方を語れる“統合医療の治療家”になります。

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