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更年期症状を根本から整える|茨城県古河市の鍼灸・整体院【あはき整体-治療院】

更年期障害を東洋医学の視点から解説|鍼灸・あん摩マッサージ指圧で自然に改善する方法
疑問な人

のぼせ・発汗・寝汗、動悸や不安、眠れない、関節のこわばり、性交痛や尿もれ…「更年期障害」で毎日がつらい。病院では「様子見」と言われたけど、どう整えたらいい?

そんなお悩みを、鍼灸・整体の視点から整理し、改善に向けた具体策をお伝えします。

こんにちは、治療家まっちです!

更年期(閉経移行期〜閉経後)に起こる症状は、エストロゲン低下に自律神経・体温調節・睡眠・気分・骨・泌尿生殖器などが影響されて現れます。

ホットフラッシュや夜間発汗に対してはホルモン療法(HRT)が最も有効で、非ホルモン療法(SSRI/SNRI、ガバペンチン、フェゾリネタントなど)にも選択肢があります。

ガイドラインは個別のリスク・希望を踏まえた共同意思決定を推奨しています。

よくある声:「顔がカーッと熱い」「寝汗で目が覚める」「不安・イライラ」「性交痛や尿トラブル」「朝の関節こわばり」。これらは更年期症状の典型で、HRTや非ホルモン療法、GSMの局所エストロゲン、生活介入・CBT(認知行動療法)などを適切に組み合わせると改善が期待できます。

本記事では更年期障害を西洋医学(最新ガイドライン)と東洋医学(中医学)の両面から整理し、鍼灸・整体・あん摩マッサージ指圧で何ができるかを具体的に解説。セルフケア、再発予防、受診の目安も網羅します。

茨城県古河市で治療院・鍼灸院・整体院をお探しの方にも役立つ、地域密着の実践情報を盛り込みました。ぜひ最後までご覧ください。

この記事を書いた人

【治療家まっち】

✔︎あはき師
・あん摩マッサージ指圧師
・はり師
・きゅう師

✔️あはき整体ラボ運営

✔️愛ねこラボ運営

素敵なご縁に感謝いたします!

目次

更年期症状を根本から整える|茨城県古河市の鍼灸・整体院【あはき整体-治療院】

更年期障害を東洋医学の視点から解説|鍼灸・あん摩マッサージ指圧で自然に改善する方法
更年期障害を東洋医学の視点から原因を探り、鍼灸やあん摩マッサージ指圧による自然なアプローチで改善を目指します

まず押さえたいのは見逃してはいけないサイン。該当時は鍼灸・整体より先に医療機関で評価を。

至急受診の目安:閉経後出血(12か月以上無月経後の性器出血) ②胸痛・片麻痺・失語など脳心血管症状 ③発熱・激痛・多量出血。閉経後出血は子宮内膜病変の鑑別が必要で、早期の評価が推奨。

あはきん

では、さっそく見ていきましょう!

西洋医学と東洋医学からみた「更年期障害」

西洋医学×東洋医学の更年期アプローチ

西洋医学的な要点

  • HRT:ホットフラッシュ/夜間発汗に最も有効。個別の年齢・閉経後年数・投与経路・子宮の有無でリスク/ベネフィットを検討(子宮あり→黄体ホルモン併用)。骨量低下の予防効果も示されています。
  • 非ホルモン薬:SSRI/SNRI、ガバペンチノイド、フェゾリネタント(NK3受容体拮抗薬)など。米国では45mg/日が承認。日本では開発中とのメーカー公表情報(2024年時点)。
  • GSM(泌尿生殖器症候群):膣の乾燥・性交痛・尿の不快感には局所低用量エストロゲン/膣DHEA/オスぺミフェンが有効。局所エストロゲンは吸収が最小限で推奨度が高い指針もあります。
  • CBT/心理療法:ホットフラッシュの困擾度や睡眠・不安の軽減に役立つとする臨床レビュー。
  • 骨の健康:骨折予防のため、65歳以上の女性はDXA、閉経後でも若年でリスクが高ければ評価→必要時スクリーニング。

東洋医学(中医学)的な捉え方

  • 肝腎陰虚・虚熱:ほてり・寝汗・口渇・不眠。
  • 心脾両虚:動悸・不安・倦怠・集中力低下。
  • 痰湿阻滞:重だるさ・むくみ・頭重・めまい。
  • 肝鬱気滞:イライラ・胸脇張り・肩こり。

経脈では任脈・督脈・衝脈肝・腎・脾・心包の調整が要です。

局所(頸肩・胸背・下腹)と全身(自律・睡眠・消化)の巡りを同時に整えます。


症状タイプ別の特徴とアプローチ

① ホットフラッシュ・夜間発汗(VMS)

サイン:急な熱感・発汗・動悸、夜間の覚醒。
施術:頸胸部の交感過緊張を緩め、体温放散の滞り(胸郭・肩甲帯)を解消。
鍼灸:百会・内関・太衝・三陰交・復溜・合谷。
医学的ポイント:第一選択はHRT。適応外/希望がない場合はSSRI/SNRI・ガバペンチン・フェゾリネタント等を選択。

② 不眠・不安・気分の波

サイン:入眠困難・中途覚醒・イライラ・不安。
施術:呼吸×迷走神経優位化、頸部筋の過緊張解除。
鍼灸:神門・内関・百会・太衝・陰谷。
補助療法:CBTが困擾度や睡眠改善に有効との報告。

③ 関節痛・こわばり・肩こり

サイン:朝のこわばり・頸肩背の張り。
施術:胸郭—肩甲帯—骨盤の連動改善、血流促進。
鍼灸:肩井・天柱・風池・曲池・合谷・足三里。
補足:睡眠の質向上やストレス軽減と併せて疼痛知覚が下がりやすい。

④ GSM(膣の乾燥・性交痛・尿トラブル)

サイン:乾燥・疼痛・しみる・頻尿・尿路感染反復。
施術:骨盤底—横隔膜の協調、血流と組織スライド性の回復。
鍼灸:関元・中極・三陰交・血海・次髎。
医学的ポイント:局所低用量エストロゲン吸収が最小限で有効性が高い推奨。再発性UTIには局所エストロゲン推奨の指針。

⑤ 骨量低下・体重変動・代謝の乱れ

サイン:身長低下・背部痛・体組成変化。
施術:荷重運動・抗重力姿勢の獲得、歩行様式の最適化。
鍼灸:腎兪・命門・太渓・復溜・足三里。
医学的ポイント:骨折リスク評価→対象者はDXAでスクリーニング。生活ではタンパク質・カルシウム・ビタミンD・レジスタンス運動を。


鍼灸・整体治療の有効性と研究報告

  • HRT:VMSとGSMに最も有効。骨量の保護にも寄与。適応・禁忌・用量・経路は個別化。
  • 非ホルモン療法:SSRI/SNRI・ガバペンチン・フェゾリネタントなど、エビデンスの整理と推奨が公表。
  • フェゾリネタント:米国で承認・最新添付文書(作用機序/用法)。日本は開発中と企業発表(2024年)。
  • GSM:局所低用量エストロゲン/膣DHEA/オスぺミフェン有効。局所エストロゲンは全身吸収が最小限。
  • CBT:VMSの困擾度・睡眠・不安改善に有用との臨床レビュー。
  • 鍼灸:更年期症状(特にVMS)への報告はあるが、シャム鍼と同等とする試験もあり、効果の差は研究により混在。補完療法として安全性に配慮して併用。

※HRTの禁忌や慎重投与(乳がん既往・活動性血栓症・重度肝疾患など)は医療機関で確認。閉経後出血はまず婦人科評価を。


セルフケアと生活習慣の工夫(保存版)

  • 睡眠リズム:就寝/起床を一定に、寝室を涼しく、就寝前カフェイン/アルコールを控える。
  • 体温コントロール:レイヤー脱ぎ着・扇子/携帯扇風機・速乾素材を常備。
  • 呼吸・リラクゼーション:4-2-6呼吸×3分、マインドフル・軽いストレッチ。
  • 運動:有酸素+レジスタンス(週2〜3回)で睡眠と骨/代謝を両立。
  • 栄養:タンパク質・鉄・ビタミンD・カルシウム・発酵食。体重が増えやすい時期は“少量高頻度”の活動でNEAT↑。
  • GSMセルフ:ローション/保湿、骨盤底トレ、必要に応じ医療機関で局所エストロゲン等を相談。
あはきん

来院時にあなたの体質・生活リズムに合わせて、“続くセルフメニュー”に落とし込みます!


十二経脈病証からみた「更年期障害」の治療法

設計の軸は誘因(温度変化/ストレス/睡眠不足/体重増減)×主訴(ほてり・不眠・不安・GSM・関節痛)

更年期では任脈・督脈・衝脈肝・腎・脾・心包の乱れが関与しやすく、主穴=基本、随証=体質や随伴症状に合わせて加減します。以下は〈所見/方針/主穴/随証/セルフ〉の実践テンプレートです。

1)肝腎陰虚・虚熱(ほてり・寝汗・不眠)

所見:午後〜夜ののぼせ/寝汗、手足心のほてり、口渇、耳鳴り、腰膝だるさ、皮膚乾燥、舌紅少津・脈細数。睡眠の浅さと情動の高ぶりで悪化。
方針:滋陰清熱・潜陽・安神で陰液を養い、上衝する熱と過覚醒を鎮める。
主穴:太渓・復溜・三陰交・太衝・百会。
随証:内関(動悸/不安)/神門(睡眠)。
セルフ:就寝90分前の微温浴(40℃×10分)→照明ダウン→腹式呼吸3分/辛味・アルコール・夜カフェインを控える/頸胸のやさしいストレッチで“熱の抜け道”を確保。

2)心脾両虚(動悸・不安・疲労)

所見:息切れ感/動悸、不安・物忘れ、倦怠、食欲低下/食後だるさ、浅眠、顔色淡白、舌淡・脈細弱。日中のほてり&焦燥が出やすい。
方針:健脾益気・養心安神・升清で気血の生成を底上げし情動を安定。
主穴:神門・内関・膈兪・足三里。
随証:中脘(食欲低下)/関元(気血の底上げ)。
セルフ:温かい食事をよく噛み腹八分目/朝散歩で体内時計を再同期/就寝前3分の「4-6呼吸」(4秒吸う/6秒以上吐く)。

3)痰湿阻滞(頭重・むくみ・体重増)

所見:頭重・身体が重い、むくみ、胸/腹のつかえ、食後の眠気、舌苔厚膩・脈濡。雨天・湿気・甘味/脂っこい食でほてりがこもる。
方針:化痰利湿・健脾和中・通陽で湿の滞りを散らし、熱のこもりを抜く。
主穴:豊隆・陰陵泉・天枢。
随証:公孫(衝任調整)/合谷(上焦の巡り)。
セルフ:冷飲・高脂質・甘味の連続を控える/白湯を少量こまめに/食後10〜15分の軽い歩行/下肢ポンピング・着圧の適正使用で利水促進。

4)肝鬱気滞(イライラ・胸脇張り・肩こり)

所見:イライラ/怒りっぽい、胸脇張り・溜息、側頭部〜肩の張り、のどのつかえ(梅核気)、舌辺紅・脈弦。ストレス/温度差で増悪。
方針:疏肝理気・寛胸解鬱・清上で胸郭/頸肩のこわばりを解き、上衝を逃がす。
主穴:太衝・期門・膻中。
随証:肩井・風池(頸肩)/百会(自律)。
セルフ:「4–6呼吸」2〜3分×2/日/胸郭伸展ストレッチ30秒×2/画面作業は20–20–20ルール、就寝前90分はデジタル断食。

ツボ選択の流れ:主訴(ほてり/不眠/不安/GSM/関節痛)→ ②誘因(温度差/ストレス/睡眠/体重変動)→ ③主穴2〜3+随証1〜2(局所+遠位)→ ④刺激量(虚は温補・実は疏泄)→ ⑤セルフ(睡眠・体温コントロール・運動・栄養・骨盤底)を併用。

茨城県古河市での「更年期障害」施術|あはき整体-治療院

あはき整体-治療院 外観
地元・茨城県古河市の皆さまに寄り添う施術を

当院は茨城県古河市の地域密着の治療院・鍼灸院・整体院として、ホットフラッシュ・睡眠/気分の不調・GSM・関節痛などの更年期症状に対し、ガイドライン準拠の考え方東洋医学の経脈調整を統合。

必要に応じて医療機関と連携(HRT/非ホルモン療法の相談、骨評価、GSMの局所治療等)。

  • 鍼灸:自律神経の安定、頸胸部・骨盤帯の循環改善、睡眠と情動の質を後押し。
  • 整体:胸郭—肩甲帯—骨盤の連動を整え、体温放散と姿勢・呼吸を最適化。
  • あん摩マッサージ指圧:筋緊張の緩和と疼痛軽減、セルフストレッチと併用。
  • 教育・再発予防:睡眠・運動・栄養・ストレス・GSMセルフケア・骨ケアを“あなた仕様”に設計。

古河市・境・小山・結城・野木・栗橋エリアからの来院も、お待ちしております。
「薬だけに頼りすぎず整えたい」「夜がつらい」「パートナーシップも大切にしたい」という方のサポート。
公式LINEからご予約・ご相談いただけます。

\24時間受付中/

あはきん

無理のない計画で一緒に整えましょう!


さいごに

更年期は“がまんの時期”ではありません。正しい鑑別と段階的アプローチ、そして生活に噛み合うセルフケアで、日常は必ずラクになります。

「夜のほてりで眠れない」「性交痛や尿の悩みがつらい」「薬を減らしたい」——そんな方も諦めずに一度ご相談ください。

茨城県古河市の治療院・鍼灸院・整体院として、あなたの「更年期の背景」を見極め、オーダーメイドで伴走します。

あはきん

からだの変化と上手に付き合い、毎日をもっと心地よく!

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この記事を書いた人

「次なる通過点は医師免許取得٩( ᐛ )و🔥」
医療の道に人生を捧げます。
東洋医学を土台に、鍼灸あん摩マッサージ指圧を日々研鑽し、臨床のリアルをブログで共有。
そして将来は、東洋医学と西洋医学の両方を語れる“統合医療の治療家”になります。

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