
胸の痛みが急に出て、不安で夜も眠れない…。どうにかしたい…!
そんなお悩みを、本記事で丁寧に整理し、少しでも安心に変えていきます。



こんにちは、治療家まっちです!
胸の痛みや違和感は「心配」になりやすく、電話や予約をするのも緊張しますよね。
特に西洋医学的な急性疾患がないとわかっていても、胸の違和感は根深く残ります。
「病院で異常なしと言われたけど、胸がズーンと重い」「ストレスや緊張で胸が締め付けられるよう…」そんな声も多く伺っています。
胸部痛には、単なる筋肉や肋間神経の緊張にとどまらず、自律神経・ストレス反応・東洋医学でいう「気の滞り」など、多様な背景が関係しています。
本記事では、胸部痛(胸の痛み)を西洋医学と東洋医学の両面から整理し、鍼灸やあん摩マッサージ指圧によってどう改善できるかをご紹介します。
さらに、茨城県古河市で治療院・鍼灸院・整体院をお探しの方へ、地域に根ざした施術の特長も併せてご案内します。ぜひ最後までご覧ください。
胸部痛を東洋医学で徹底解説|鍼灸・整体・あん摩による自然な改善


胸部痛は幅広い症状を含むため、生活の質を大きく左右します。
特に原因が不明な胸の違和感は不安を長引かせるため、丁寧なアプローチが必要です 。(心臓神経症への対処にも鍼灸が有効とされるケースあり)
過去に私自身も、胸部が突然締め付けられるような感覚を経験した事がありました。場所が場所なので不安も大きかったです。治療家となった今、胸部の不調も全身のバランスの乱れが映るサインとして捉えています。
西洋医学では「肋間神経痛」「胸郭筋の緊張」「心臓や肺疾患の除外後の心理的要因」などで整理されます。
一方、東洋医学では「気滞」「胸痺(きょうひ)」などの概念で胸部の痛みを捉え、体内の気・血・津液の巡りを整える施術が重要視されます。



さっそく詳しく見ていきましょう!
西洋医学と東洋医学からみた胸部痛
西洋医学的な原因
- 緊張や姿勢不良による肋間筋・胸郭筋の過緊張(手を挙げた時に胸が痛む筋肉由来の痛み)
- 肋間神経痛(鋭い刺すような痛み、深呼吸・咳で増悪する)
- 心臓疾患や呼吸器疾患などの除外後、心臓神経症などのストレス誘発性胸痛
- その他、胸郭の筋膜・神経への刺激由来の不快感
東洋医学的な原因
- 気滞:ストレスによる「気」の停滞が胸部に現れる
- 津液・血瘀:水分代謝や血流の乱れから胸に重さや滞り
- 経絡の流れの滞り(胸痺)による痛み痺れの発生
症状別の特徴とアプローチ
運動・姿勢性による肋間筋タイプ
手を上げたり伸ばすと胸が痛むタイプ。
鍼灸で深層筋を緩め、肋間や胸部の緊張を改善。
神経性・肋間神経痛タイプ
深呼吸や咳で痛みが走る鋭いタイプ。
圧痛点や沿線に沿った鍼灸アプローチが効果的。
ストレス・心身タイプ(心臓神経症)
病院で異常なしと言われるが、胸に鈍く重い不安感・痛みが続くタイプ。
鍼灸によって自律神経を整え、β-エンドルフィン分泌を促し、リラクゼーション効果。
鍼灸・整体治療の有効性と研究報告
- 鍼灸による自律神経の調整・ストレス緩和効果は心臓神経症にも有効とされる 。
- 胸部痛(肋間神経痛)や筋緊張起因の痛みに対し、即効性のある改善報告あり。
- 安定狭心症(虚血性胸痛)に対する鍼灸の臨床試験は限られるものの、個別化されたアプローチにおいて症状軽減の可能性あり。
セルフケアと生活習慣の工夫
- ツボ刺激:魚際穴(肺経)など呼吸と連動するツボで緊張緩和
- ストレッチ:胸郭・肋間の軽い伸展、深呼吸を併せた胸イスのストレッチ
- 温熱:蒸しタオルや温めで筋緊張を和らげる
- リラックス法:深呼吸・自律訓練法・静かに休む時間の確保
- 姿勢改善:猫背や巻き肩を防ぐデスクワーク時の注意
十二経脈病証からみた胸部痛の治療法


胸部の痛みや圧迫感は「狭心症や心疾患など重篤な病気」のサインである可能性もあり、まずは医療機関での検査が必須です。
ただし、検査で異常が見つからず「原因不明の胸部痛」「ストレス性の胸苦しさ」が残るケースもあります。
東洋医学では経脈の不調和による胸痹(きょうへい)・胸悶(きょうもん)として捉え、治療を行います。



胸部痛は「心」や「肺」「肝胆」と深い関わりがあるため、経脈を見極めることが重要です。
1)手少陰心経(心臓部の痛み・動悸タイプ)
所見:心窩部や胸中央の痛み、不安・動悸、顔が赤い。ストレスで悪化。
方針:心気を安定させ、循環を改善。
- 主穴:神門・少海・通里
- 随証配穴:膻中(胸悶)、内関(不安・動悸)
- セルフ:胸を開くストレッチ、就寝前の深呼吸
2)手厥陰心包経(胸のつかえ・精神的緊張タイプ)
所見:胸の圧迫感、吐き気、汗。精神緊張で悪化。
方針:心包を緩めて胸中の気を巡らす。
- 主穴:内関・曲沢・膻中
- 随証配穴:神門(安神)、百会(精神安定)
- セルフ:胸に手を当て深呼吸、ヨガの胸開きポーズ
3)手太陰肺経(胸苦しさ・咳嗽タイプ)
所見:胸苦しさ、呼吸困難、咳嗽。喉の違和感を伴う。
方針:肺気を宣発し、呼吸の通りを改善。
- 主穴:中府・尺沢・列欠
- 随証配穴:太淵(呼吸調整)、天突(咽のつまり)
- セルフ:胸郭ストレッチ、深い腹式呼吸
4)足厥陰肝経(ストレス・気滞型の胸痛)
所見:胸脇部の張り、イライラ、ため息、頭痛。ストレスで悪化。
方針:肝気を疏泄し、気の滞りを解消。
- 主穴:太衝・期門・蠡溝
- 随証配穴:陽陵泉(筋緊張)、内関(情緒安定)
- セルフ:胸を開くストレッチ、リラックス法
5)足少陽胆経(胸脇痛・胆鬱タイプ)
所見:胸脇部や側胸部の痛み、めまい・耳鳴り、口が苦い。
方針:胆気を調和し、ストレスを和らげる。
- 主穴:胆兪・陽陵泉・丘墟
- 随証配穴:百会(自律神経調整)、安眠(睡眠改善)
- セルフ:側胸部のストレッチ、深呼吸
ワンポイント:胸部痛は「心・肺・肝胆・心包」と関連する経脈が多く関与します。内関・膻中・太衝は幅広く応用できる安定ツボです。
ツボ選択の流れ(実践テンプレ)
- ① 痛みの性質を確認:圧迫感/刺すような痛み/ストレスで悪化/呼吸との関連
- ② 経脈を仮決め:心経/心包経/肺経/肝経/胆経
- ③ 主穴2〜3+随証穴1〜2:胸部の募穴(膻中・中府など)を組み合わせる
- ④ 技法:軽刺激〜温灸、必要時に呼吸法と併用
- ⑤ 再発予防:ストレスマネジメント、呼吸改善、生活習慣の調整



胸部痛は重大疾患と区別が必要ですが、経脈の不調を整えることで「原因不明の胸苦しさ」が和らぐケースも多いです。
受診の目安:胸痛が数分以上持続、冷や汗・息切れ・放散痛を伴う場合は救急受診が必要です。
茨城県古河市での胸部痛施術|あはき整体-治療院


当院は茨城県古河市にある治療院・鍼灸院・整体院として、胸部痛に悩む方のために安心・丁寧な施術を提供しています。
鍼灸・整体・あん摩マッサージ指圧を組み合わせ、姿勢や気血の巡り、自律神経のバランスまで整えることで、胸部痛の根本改善を目指します。
古河市周辺で「信頼できる治療院・鍼灸院・整体院」をお探しの方、胸の違和感・ストレス性の胸痛・肋間緊張などで困っている方は、ぜひ当院にご相談ください。
公式LINEからのご予約も便利です。



どうぞお気軽にご相談ください!
さいごに


胸部痛は「ただの疲れ」ではなく、身体や心からの大切なサインです。
西洋医学的な緊急性の確認の後は、鍼灸や整体によって気血・筋肉・神経・姿勢を整えるアプローチが根本改善につながります。
「胸が締めつけられる感じが続く」「緊張すると胸がざわつく」「病院で異常なしと言われても不安が消えない」…そんな方もぜひ一度ご相談ください。
茨城県古河市で地域密着の治療院・鍼灸院・整体院として、あなたの胸部痛の根本原因を見極め、オーダーメイドの施術で改善に導きます。



胸を軽く、気持ちを落ち着かせる日々を取り戻しましょう!
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