
「1年頑張っても結果が出ない…」「検査は“異常なし”だけど、何から整えるべき?」
こんな悩みを解消します。



こんにちは、治療家まっちです!
不妊症の情報は多く、焦りや不安がつきまといますよね。
この記事では、西洋医学の最新ガイドラインと東洋医学(中医学)×鍼灸・整体を統合し、古河市の地域密着で実践できる不妊症サポートをわかりやすく解説します。
妊娠は「卵」「精子」「卵管・子宮」「タイミング」「生活習慣」「メンタル」など、複数要因の最適化で近づきます。医学的な評価と、毎日続けられる養生を両輪で進めましょう。
受診の目安: 女性が35歳未満は12か月、35歳以上は6か月妊娠に至らなければ評価開始。40歳以上や既知のリスクがある場合は早期相談を(ASRM 2023 定義/評価)。
男性側の評価(精液検査)はWHO第6版に準拠。下位5パーセンタイル値は“不妊の線引きではなく解釈の一手段”であり、適切な禁欲期間・検体品質・反復検査と臨床所見を総合判断します。
不妊症を根本から支える|茨城県古河市の鍼灸・整体院【あはき整体-治療院】


5つの柱:①適切な医学的評価(女性・男性)②生活設計(睡眠/食事/運動/ストレス)③タイミングの最適化
④必要に応じた医療連携(IUI/IVF/ICSIなど)⑤東洋医学による体質是正(肝・腎・脾+衝任の調整)。
プレコンの基本: 妊娠を考え始めたら葉酸 400 μg/日を妊娠12週まで継続(平均リスク)。開始は可能なら妊娠前から。高リスクは医師指示で増量。(日本の通知・WHO/ACOGも整合)。
西洋医学と東洋医学からみた「不妊症」


西洋医学的な評価と方針(最新ガイドライン要点)
- 評価開始のタイミング:35歳未満は12か月、35歳以上は6か月妊娠に至らなければ不妊評価を開始。年齢が高い/既知のリスクがある場合は早期評価を検討。
- 男性側の評価:WHO第6版(2021)に準拠した精液検査を適切な禁欲期間・検体品質で反復し、5パーセンタイル値は“解釈の一手段”として用いる。異常所見では男性不妊専門の評価へ。
- タイミング法:受胎可能期は排卵の約5日前〜当日。1〜2日おきの性交が妊娠率最大化に推奨されます(ASRM/ACOG)。
- 基本的ワークアップ:排卵評価(周期/基礎体温/黄体機能の目安)、卵巣予備能(年齢・AMH等の参考)、卵管通過性(HSG/HyCoSy)と子宮内腔(超音波/ソノヒステログラフィ)を段階的に。費用対効果を重視。
- 不明不妊(UI):診断は除外で確定。予後に基づき期待療法→低用量刺激+IUI→IVFの段階的提案が推奨(ESHRE 2023)。多胎・OHSS回避のため低用量・適切モニタリングを併用。
- ARTと補助療法(鍼など):ART同時の鍼治療について、生児獲得率の一貫した上乗せ効果は示されていません(大規模RCT/系統的レビュー)。一方で不安・主観的ストレス軽減への付加価値を目的に、希望と安全・費用を説明のうえ併用は選択肢です。価値で希望に応じ併用可。安全性と費用対効果を説明して選択。
東洋医学(中医学)的な捉え方と狙い
- 軸:腎(生殖の原動力)・肝(疏泄/ストレス調整)・脾(気血生成)+衝任(胞宮の栄養)の失調を整える。
- 評価:月経徴候(色・量・塊・痛み)/基礎体温(二相の質)/頸管粘液/睡眠・消化・情動/舌脈などの「巡り」を総合判定。
- 狙い:①低温相の育て直し(卵胞期)②排卵前後の気血の通り道を開く③高温相の温め・安定化(黄体期)④骨盤内血流の改善と自律神経の整調。
- 代表パターン:腎陽虚(冷え・排卵遅延)/腎陰虚(のぼせ・高温相短)/肝鬱気滞(周期変動・黄体不全様)/痰湿阻滞(PCOS様)/瘀血(塊・痛経)。詳細の主穴・随証は本記事の「十二経脈病証からみた『妊活/不妊症』」セクションをご参照ください。
背景タイプ別アプローチ
① 自然妊娠をめざす(周期整え×タイミング)
要点:排卵直前〜直後の「受胎可能期」に1〜2日おき。アプリ予測に頼り切らず、分散でカバー。潤滑剤は精子運動に配慮したタイプを。
② 不明不妊(検査は異常なし)
要点:年齢・罹患期間・併存症で方針調整。段階的治療(IUI→IVF等)と、睡眠/運動/体重/禁煙・節酒/ストレスの最適化を併走。
③ ART(体外受精/顕微授精)と鍼灸の位置づけ
要点:鍼は不安・疼痛の軽減目的には有望ですが、妊娠/生児獲得の一貫した上乗せ効果は示されていないため、希望と安全・費用のバランスで選択。
至急受診の目安:激しい下腹痛・発熱・大量/持続出血、強い片側痛(卵巣茎捻転/妊娠関連の鑑別が必要)、急な体重変動や甲状腺症状。NICE/ASRMの評価項目に準じます。
鍼灸・整体の有効性と臨床実装
- 自律・睡眠・痛みの改善:頸肩・胸郭・骨盤帯の緊張を解いてストレス応答を低減し、生活プランの継続性を後押し。
- 循環の最適化:下腹部(子宮付属器)周囲の滑走性と骨盤内循環を改善。
- 医療整合:不明不妊では検査・介入の段階性を重視し、補完療法は全体最適の一部として。
セルフケア・生活習慣(保存版)
- 栄養:葉酸400μg/日(開始は少なくとも1か月前〜12週)、不足があれば鉄/ビタミンD/ω3も。
- 睡眠:就寝/起床を一定に、就寝前は減光・スマホ控えめ。
- 運動:週150分の中強度+週2回のレジスタンス。体重は過不足とも妊孕性に影響。
- 禁煙/節酒:男女ともに見直し対象。カフェインは摂り過ぎない。
- タイミング:受胎可能期は1〜2日おきを基本。
- ストレス設計:「頑張りすぎない仕組み」を先に作る(タスク分担・休む枠の固定)。
- 潤滑剤: 精子運動に配慮した妊活対応タイプを選択(一般的潤滑剤は運動性低下の報告ありのため製品表示を確認)



来院時に、あなたの体質・生活リズムへ“続く形”に落とし込みます!
十二経脈病証からみた「不妊症」の治療法(主穴・随証・所見・方針・セルフ)


不妊症は肝・腎・脾+衝任(任脈・衝脈)の乱れが関与しやすい症状です。設計は所見→方針→主穴→随証→セルフの順で、主穴=基本、随証=体質・随伴症状で加減します。
1)腎陽虚(冷え・高温相立ち上がり不良・排卵遅延)
所見:四肢冷、腰膝だるさ、朝の倦怠、基礎体温の低温相が長い/高温相の立ち上がりが鈍い。
方針:温補腎陽・調衝任で下元を温め、排卵と着床環境を整える。
主穴:腎兪・太渓・復溜・命門・関元。
随証:気海(気の底上げ)/三陰交(下焦の巡り)。
セルフ:腹腰の保温(腹巻/湯たんぽ)/就寝2時間前の微温浴40℃×10–15分→腹式呼吸3分/温かい食事・白湯を少量頻回/朝散歩と日光で体内時計を同期。
2)腎陰虚(寝汗・口渇・高温相短い)
所見:のぼせ・寝汗・口渇、目/皮膚の乾燥、高温相が短い/移行不良。
方針:滋陰清熱・潜陽・安神で陰液を養い高温相の質を高める。
主穴:太渓・照海・復溜・三陰交。
随証:太衝(肝の熱)/百会(自律)。
セルフ:就寝90分前の照明ダウン・画面オフ/辛味・アルコール・夜カフェインを控える/寝室は18–20℃・湿度40–60%を目安に整える。
3)肝鬱気滞(ストレスで周期変動・黄体不全様)
所見:胸脇張り・ため息・頸肩こり、PMSが強い/周期が揺れる。
方針:疏肝理気・調衝任・安神で視床下部–下垂体–卵巣軸の揺らぎを整える。
主穴:太衝・期門・膻中。
随証:合谷(上焦疏通)/内関(胸悶・情動)。
セルフ:「4–6呼吸」2〜3分×2/日/胸郭伸展ストレッチ30秒×2/カフェインは午前中に限定/画面作業は20–20–20ルール。
4)痰湿阻滞(PCOS様:むくみ・体重増・頸管粘液少)
所見:むくみ・頭重・体重増、舌苔厚膩、周期遅延〜無排卵傾向、食後だるさ、頸管粘液が少ない。
方針:化痰利湿・健脾和中・疏通衝任で代謝/排卵リズムを整える。
主穴:豊隆・陰陵泉・天枢・公孫。
随証:中脘(消化)/三陰交(調経)。
セルフ:甘味・高脂質・冷飲の連続を控える/食後10–15分の軽歩/水分は白湯を中心に少量頻回/就寝・起床時刻を一定に。
5)瘀血(子宮の冷え・経痛・塊)
所見:暗紫色で塊のある月経・下腹刺痛、冷えで悪化/温めで軽快。
方針:活血化瘀・温経散寒・調衝任で骨盤内循環を促し、着床環境を整える。
主穴:関元・中極・子宮(奇穴)・血海。
随証:地機(活血)/太衝(疏肝)。
セルフ:下腹部温罨法10分/日/股関節のやさしい可動運動(内外旋各10回)/長時間座位を避け30–45分ごとに立位リセット。
ツボ選択の流れ:①所見(体温二相/月経徴候/舌脈/むくみ/情動)→ ②誘因(冷え/ストレス/過労/体重変動)→ ③主穴2〜3+随証1〜2(局所+遠位)→ ④刺激量(虚は温補・実は疏泄/活血)→ ⑤セルフ(睡眠・食事・運動・保温・呼吸)を併用。
茨城県古河市での「不妊症」施術|あはき整体-治療院


- 鍼灸:自律の安定、頸肩〜骨盤帯の緊張解除、下腹(子宮付属器)周囲の循環改善、睡眠の質向上。
- 整体:胸郭—骨盤—股関節の連動を整え、姿勢・呼吸・腹圧(骨盤底)の最適化。
- 生活設計:葉酸/栄養・運動・睡眠・タイミング・禁煙/節酒の実装を伴走。
- 医療連携:婦人科/不妊専門クリニック/泌尿器科と連携し、段階的に最適化(UI/PCOS/子宮内膜症/男性因子など)。
古河市・境・小山・結城・野木・栗橋エリアからのご相談を承っています。
LINEから24時間受付。
\24時間受付中/



無理のない計画で、一緒に前へ進みましょう!
さいごに


不妊症は“がんばりの量”で解決するテーマではありません。
最短距離は、医学的評価 × 生活設計 × 体質是正を「同じ地図」で進めること。
具体的には、①評価の起点(女性35歳基準・男性のWHO準拠評価)を押さえ、②受胎可能期の行動設計を“続けられる分量”に落とし込み、③睡眠/栄養/運動/ストレスの基盤を先に整える──この順番が、遠回りに見えて最短です。
当院は、東洋医学の視点で「巡り」を整えつつ、医療ガイドラインに沿った伴走をお約束します。
ゴールは“妊娠するためだけ”ではなく、妊娠の先の生活が続きやすい身体をつくること。
もし今、焦りや不安で苦しいなら、まずは負担を下げる仕組みから一緒に整えましょう。



次の一歩を、あなたのペースで。
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