
「半年以上タイミングを見ているのに結果が出ない……」「検査は異常なしと言われたのに焦る」。妊活は情報が多くて、何から整えれば良いか分からない…。
こんな悩みを解決します。



こんにちは、治療家まっちです!
妊活は「卵」「精子」「卵管・子宮」「タイミング」「生活習慣」「メンタル」など、複数要因の最適化がカギです。医学的な評価と、毎日続けられる養生の両輪で進めましょう。
まずは受診の目安:35歳未満で12か月、35歳以上で6か月妊娠に至らなければ医療機関で評価を。40歳以上は早期相談を推奨します。流産を2回以上経験した場合も評価対象です(ASRM)。
また、男性側の評価(精液検査)も同時に行うことも同等に大切です。
この記事では、西洋医学の最新ガイドラインと東洋医学(中医学)×鍼灸・整体を統合し、古河市の地域密着で実践できる妊活サポートをわかりやすく解説します。
妊活を根本からサポート|茨城県古河市の鍼灸・整体院【あはき整体-治療院】


ポイントは5つ:①適切な医学的評価(女性・男性ともに)②妊娠しやすい生活設計(睡眠・食事・運動・ストレス)③タイミング最適化
④必要に応じた医療連携(排卵誘発・IVF/ICSIなど)⑤東洋医学による体質是正(肝・腎・脾+衝任の調整)。
プレコン(妊娠前)基本:葉酸400μg/日を少なくとも1か月前から開始(高リスクは医師指示で増量)。日本の推奨・ACOG等でも整合的です。
西洋医学と東洋医学からみた「妊活」
西洋医学の要点(評価とタイミング)
- 評価開始の目安:35歳以上は6か月、35歳未満は12か月で評価開始。流産2回以上も評価対象。
- 男性評価:精液検査はWHO第6版に基づき、基準値の解釈は文脈(再検査・禁欲期間・検体品質)とセットで。
- タイミング法:排卵前後の「受胎可能期」に1〜2日おきの性行を推奨。過度な頻度制限は不要。
- 不明不妊(UI):診断は除外で、検査・治療は過剰にならぬよう段階的に。
- 子宮内膜症・PCOS:妊孕性への影響と治療選択は最新ガイドラインを参照。痛み緩和のホルモン療法は「妊娠希望中の不妊改善」目的には推奨されません。
東洋医学(中医学)からの整理
- 軸:腎(生殖)・肝(疏泄/ストレス)・脾(気血の生成)+衝任(胞宮の栄養)。
- 狙い:基礎体温(二相性)・月経徴候・頸管粘液・睡眠/食欲など体の「巡り」を整え、受胎しやすい土台を作る。
症状/背景タイプ別のアプローチ
① 自然妊娠を目指す(周期整え×タイミング)
要点:受胎可能期は排卵直前〜直後。アプリ予測に頼りすぎず、1〜2日おきで分散を。潤滑剤は精子運動に影響する製品があるため、医療推奨のタイプを選ぶ。
② 不明不妊(検査で異常なし)
要点:年齢・罹患期間・併存症で方針を調整。過剰検査は控えつつ、段階的に治療(IUI→IVF等)を検討。併行して生活要因・ストレス/睡眠・体重・禁煙/節酒を最適化。
③ ART(体外受精/顕微授精)と補助療法
要点:鍼の妊娠率・生児獲得率への効果は一貫した結論は出ていません。ストレス・不安軽減には有望だが、効果は混在。導入は希望・安全・費用対効果を踏まえ医師と相談を。
注意:激しい下腹痛・発熱・大量出血、不正出血の持続、激烈な月経痛の悪化、急な体重変動、甲状腺症状がある場合は先に医療機関へ。ガイドラインの評価項目に準じます。
鍼灸・整体の有効性と臨床実装(研究・ガイドラインの位置づけ)
- ストレス/睡眠/痛みの緩和:自律神経・筋緊張を整え、生活遵守の継続性を高める目的で鍼灸・整体を活用。
- ART併用時:鍼は不安軽減や疼痛緩和の報告がある一方、生児獲得率の一貫した改善は確認されていません(Cochrane等)。希望があれば安全に配慮し併用。
- ガイドライン整合:不明不妊では過剰検査・過剰介入を避け、段階的実施が推奨。全体最適の一部として補完療法を位置づけます。
当院では、体質(肝・腎・脾)と衝任の調整をベースに、医療連携・セルフケア・タイミング設計まで一貫サポートします。
セルフケア・生活習慣(保存版)
- 栄養:葉酸400μg/日、鉄・ビタミンD・ω3の不足を避ける。大幅な糖質/カフェイン過多は見直し。
- 睡眠:毎日同時刻の就寝/起床、光のコントロール(朝日/就寝前は減光)。
- 運動:週150分の中強度+週2回のレジスタンス。体重は過不足とも妊孕性に影響。
- タイミング:受胎可能期に1〜2日おきを原則。過度な「1回狙い」でなく、分散。
- 嗜好品:禁煙・節酒。潤滑剤は医療推奨タイプを選択(精子運動性に配慮)。
- ワクチン・内服:妊娠前に主治医と確認(風しん/はしか/水痘/インフル/新型コロナ等)。



来院時に、あなたの生活リズムに落とし込める「続くプラン」に変換します!
十二経脈病証からみた「妊活サポート」の治療法(主穴・随証・所見)


妊活は肝・腎・脾+衝任(任脈・衝脈)の調和を軸に設計します。
評価は所見→主穴→随証の順に行い、必要に応じて方針とセルフ(睡眠・食事・運動・保温・呼吸)を組み合わせます。以下は〈所見/方針/主穴/随証/セルフ〉での実践テンプレートです。
1)腎陽虚(冷え・基礎体温低め・排卵遅延)
所見:四肢冷、腰膝だるさ、朝の倦怠、基礎体温の低温相が長い/高温相の立ち上がりが鈍い。
方針:温補腎陽・調衝任で下元を温め、排卵/着床の基盤を整える。
主穴:腎兪・太渓・復溜・命門・関元。
随証:気海(気の底上げ)/三陰交(下焦の巡り)。
セルフ:腹腰の保温(腹巻/湯たんぽ)/就寝2時間前の微温浴40℃×10–15分→腹式呼吸3分/朝散歩+日光で体内時計を整える/温かい食事と白湯を少量こまめに。
2)腎陰虚(寝汗・口渇・高温相短い)
所見:寝汗・のぼせ・口渇、目の乾燥、高温相が短い/移行不良。
方針:滋陰清熱・潜陽・寛胸安神で陰液を養い、高温相の質を高める。
主穴:太渓・照海・復溜・三陰交。
随証:太衝(肝の熱を冷ます)/百会(自律)。
セルフ:就寝90分前の照明ダウン・画面オフ/微温浴→室温18–20℃・湿度40–60%で睡眠環境最適化/辛味・アルコール・夜カフェインを控える。
3)肝鬱気滞(ストレス・無排卵/黄体不全様)
所見:胸脇張り・イライラ・ため息、月経前症状が強い、周期の変動、頸肩こり。
方針:疏肝理気・調衝任・安神で視床下部–下垂体–卵巣軸の揺らぎを整える。
主穴:太衝・期門・膻中。
随証:合谷(上焦疏通)/内関(胸悶・情動)。
セルフ:「4–6呼吸」を2〜3分×2/日/胸郭伸展ストレッチ30秒×2/画面作業は20–20–20ルール/カフェインは午前中に限定。
4)痰湿阻滞(PCOS様:むくみ・体重増・頸管粘液少)
所見:むくみ・頭重・体重増、舌苔厚膩、周期遅延〜無排卵傾向、食後だるい、頸管粘液が少ない。
方針:化痰利湿・健脾和中・疏通衝任で代謝/排卵リズムを整える。
主穴:豊隆・陰陵泉・天枢・公孫。
随証:中脘(消化)/三陰交(調経)。
セルフ:甘味・高脂質・冷飲の連続を控える/食後10〜15分の軽歩/睡眠・起床時刻を一定に/水分は少量頻回+白湯中心。
5)瘀血(子宮の冷え・経痛・塊)
所見:月経痛が強く暗紫色で塊、下腹刺痛、冷えで増悪・温めで軽快。
方針:活血化瘀・温経散寒・調衝任で骨盤内循環を促し着床環境を整える。
主穴:関元・中極・子宮(奇穴)・血海。
随証:地機(活血)/太衝(疏肝)。
セルフ:下腹部温罨法10分/日/股関節のやさしい可動運動(内外旋各10回)/長時間座位を避け30–45分ごとに立位リセット。
ツボ選択の流れ:①所見(体温二相/月経徴候/舌脈/むくみ/情動)→ ②誘因(冷え/ストレス/過労/体重変動)→ ③主穴2〜3+随証1〜2(局所+遠位)→ ④刺激量(虚は温補・実は疏泄/活血)→ ⑤セルフ(睡眠・食事・運動・保温・呼吸)を併用。
茨城県古河市の妊活サポート|あはき整体-治療院


- 鍼灸:自律の安定、骨盤内循環/子宮付属器周囲の緊張緩和、睡眠/ストレスの是正。
- 整体:胸郭—骨盤—股関節の連動を整え、姿勢・呼吸・腹圧の最適化。
- 生活設計:葉酸・栄養・運動・睡眠・タイミング・禁煙/節酒の実装支援。
- 医療連携:婦人科・不妊専門クリニック・泌尿器科と連携し、段階的に最適化。
古河市・境・小山・結城・野木・栗橋エリアからのご相談を承っています。
LINEから24時間受付。
\24時間受付中/



無理のない計画で、一緒に前へ進みましょう!
さいごに


妊活は「正解が一つ」ではありません。
医学的な評価と暮らしに馴染む習慣をそろえ、心身の負担を下げながら妊娠しやすい状態を育てていきましょう。
必要に応じ医療と連携し、安全・納得・継続性を最優先に伴走します。
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