
お腹の痛みが続いて…。薬も効かず、つらい毎日…どうにかしたい
そんなお悩みを、本記事で丁寧に整理し、少しでも安心へつなげます。



こんにちは、治療家まっちです!
腹部痛や胃腸の不調は、原因がわかりにくく、病院で異常なしと言われても不安が続く方が本当に多い症状です。
「検査では異常がないけど、毎日お腹が張る…」「ストレスでお腹がキリキリ痛む」そんな声をよく伺います。
腹部痛には、消化器の疲労や血液循環の悪さ、自律神経の乱れだけでなく、東洋医学でいう「気・血・水の停滞」が関与しているケースも少なくありません。
本記事では、腹部痛を西洋医学と東洋医学の両面から整理し、鍼灸やあん摩マッサージ指圧による改善方法をわかりやすくご紹介します。
また、茨城県古河市にお住まいで治療院・鍼灸院・整体院をお探しの方へ、地域に根ざした施術の特徴やアプローチも解説しています。ぜひ最後までご覧ください。
腹部痛を東洋医学で徹底解説|鍼灸・整体・あん摩による自然な改善


腹部痛は軽視されがちですが、生活の質を著しく低下させ、強いストレスの要因にもなります。消化器系の機能低下やストレス性の自律神経の乱れが主な原因です。
特に過敏性腸症候群(IBS)などでは、ストレスや交感神経の優位により腹痛や膨満感が強まる傾向があり、鍼灸が自律神経の調整に有効とされています 。
私も以前は、お腹の違和感が続き、食事や仕事に集中できず辛い経験をしました。鍼灸によって自然と心身のバランスが整い、症状が和らいだことを今も実感しています。
西洋医学的には「消化器機能の低下」「血流の悪化」「自律神経の乱れ」などで説明されます。一方、東洋医学では「気滞」「血瘀・痰湿」「経絡の滞り」などの観点で症状を捉え、気血の流れを整える施術が重視されます 。



それでは詳しくご紹介していきます!
西洋医学と東洋医学からみた腹部痛
西洋医学的な原因
- 消化機能の低下(暴飲暴食、不規則な食生活、胃腸の冷え)
- 過敏性腸症候群(IBS):ストレスや自律神経の乱れによる腹痛・便通異常
- 急性膵炎など急性腹部症状に伴う痛みや膨満感(重症例では鍼灸併用療法の有効性も報告あり)
東洋医学的な原因
- 気滞:ストレスにより気の巡りが停滞し、腹部に張りや痛みが現れる
- 痰湿・血瘀:水分代謝や血液の停滞が原因で腹部の重さや鈍痛が出現
- 経絡(例えば胃経)の流れの滞りにより、腹部~全身の不調として表出
症状別の特徴とアプローチ
消化不良タイプ(機能低下・冷え)
食後に胃もたれや膨満感。
足三里(胃経)、中脘などのツボを用いて胃腸の動きを促す施術が効果的です。
IBSタイプ(ストレス・自律神経起因)
お腹の張り・痛みがストレスで悪化するタイプ。
鍼灸によって交感・副交感神経のバランスを整えることが有効とされます。
慢性的腹部鈍痛タイプ(気血水の停滞)
腹部の重さ・鈍痛が続くタイプ。
水道穴や気衝穴などを使い、腹部の気血の流れを改善していきます。
鍼灸・整体治療の有効性と研究報告
- 鍼灸で腹部や背中のツボを刺激することで胃腸機能を活性化し、自律神経のバランスを整える効果が確認されています。
- IBS患者に対し、鍼治療は症状の重症度や生活の質(QoL)の改善に有効であるという報告あり 。
- 急性膵炎による腹部痛・膨満感に対して、鍼灸を補助療法として併用することで症状軽減および改善が認められる可能性あり。
セルフケアと生活習慣の工夫
- ツボ刺激:足三里・中脘・水道穴などで消化の促進・腹部の張りの緩和
- ストレッチ:上体を前後にゆらす腹部ストレッチ、深呼吸を併用
- 温熱療法:温かい湯たんぽや蒸しタオルでお腹を温め血行改善
- 生活習慣:規則正しい食習慣、よく噛む、適度な運動やリラックス法の習慣化
十二経脈病証からみた腹部痛の治療法


腹部痛は「胃のあたりが張る」「下腹部が痛い」「冷えるとお腹が痛む」など、部位や症状の性質によって原因が異なります。
西洋医学では胃腸炎や便秘など消化器疾患が中心ですが、東洋医学では脾胃・肝胆・腎を中心とした十二経脈の乱れとして捉えます。
どの経脈が関わっているかを判断することで、痛みの背景から根本改善を図ることが可能です。



腹部痛は「単なる胃腸症状」ではなく、全身バランスの乱れのサインでもあります!
1)足陽明胃経(胃脘部・上腹部の痛み)
所見:胃のあたりの膨満感、食後悪化、嘔吐やげっぷを伴う。
方針:胃気を整え、消化吸収を改善。
- 主穴:中脘・足三里・梁丘
- 随証配穴:内関(吐き気)、天枢(便秘・下痢)
- セルフ:腹式呼吸、腹部を温める
2)足太陰脾経(消化不良・下痢・湿重タイプ)
所見:お腹が重だるい、軟便や下痢、食欲不振、むくみを伴う。
方針:脾の運化を助け、痰湿を取り除く。
- 主穴:陰陵泉・三陰交・公孫
- 随証配穴:中脘(胃の停滞)、豊隆(痰湿除去)
- セルフ:冷たい飲食を控える、下肢ストレッチ
3)足厥陰肝経(ストレス性・気滞タイプ)
所見:下腹部や脇腹の張り、イライラ、ため息、便秘や生理不順を伴う。
方針:肝気を疏泄し、気の巡りを改善。
- 主穴:太衝・期門・蠡溝
- 随証配穴:合谷(自律調整)、中極(下腹部痛)
- セルフ:ストレッチ、リラックス法
4)足少陰腎経(冷え・慢性腹痛タイプ)
所見:下腹部が冷えると痛む、慢性的に鈍痛が続く、腰痛や倦怠感を伴う。
方針:腎陽を補い、冷えを取り除く。
- 主穴:腎兪・関元・太渓
- 随証配穴:照海(下焦虚寒)、命門(深層の冷え)
- セルフ:温灸、腹巻、下腹部の温罨法
5)足少陽胆経(脇腹痛・胸脇部の張り)
所見:右脇腹や側腹部の痛み、胸の張り、めまい・耳鳴りを伴う。
方針:胆気を整え、胸脇の巡りを改善。
- 主穴:陽陵泉・胆兪・帯脈
- 随証配穴:百会(自律神経調整)、安眠(精神安定)
- セルフ:側腹部ストレッチ、深呼吸
ワンポイント:腹部痛は胃腸だけでなく、脾胃・肝胆・腎の機能失調が複雑に絡みます。中脘・天枢・三陰交は多くのタイプで応用できる安定穴です。
ツボ選択の流れ(実践テンプレ)
- ① 痛みの部位を確認:上腹部/下腹部/脇腹/全体の張り
- ② 経脈を仮決め:胃経/脾経/肝経/腎経/胆経
- ③ 主穴2〜3+随証穴1〜2:局所+遠位を組み合わせ
- ④ 技法:急性は軽刺激、慢性は温灸・腹部の軽鍼で循環改善
- ⑤ 生活習慣改善:冷たい飲食制限・ストレスマネジメント・腹式呼吸



腹部痛は「消化器の問題」と思いがちですが、経脈からの全身調整で改善が期待できます。
受診の目安:激しい腹痛・吐血・下血・高熱を伴う場合は、必ず医療機関を受診してください。
茨城県古河市での腹部痛施術|あはき整体-治療院


当院は茨城県古河市の治療院・鍼灸院・整体院として、腹部痛に悩む方に寄り添い、根本的な改善を目指す施術を提供しています。
鍼灸・整体・あん摩マッサージ指圧を組み合わせ、気血・消化機能・自律神経のバランスを整えることで、再発しにくい体づくりをサポートします。
古河市周辺で「信頼できる治療院・鍼灸院・整体院」をお探しの方、慢性的な腹部の違和感や胃腸の不調にお困りの方は、ぜひ当院へご相談ください。
公式LINEからのご予約も便利です。



どうぞお気軽にご相談ください!
さいごに


腹部痛は小さなサインに見えて、日常生活や心身のバランスに深く関わる重要な症状です。鍼灸や整体を通じて、体の芯から整えるアプローチが根本改善につながります。
「お腹の張りがひかない」「薬を飲んでも良くならない」「いつも不安で胃がキリキリする」…そんな方も、ぜひ一度ご相談ください。
茨城県古河市の地域密着の治療院・鍼灸院・整体院として、あなたの腹部痛の根本原因を見極め、オーダーメイドの施術で改善に導きます。



お腹スッキリ、毎日を軽やかに過ごしましょう!
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