慢性的なだるさを根本から改善｜茨城県古河市の鍼灸・整体院【あはき整体-治療院】

こんな悩みを解消します。

この記事では慢性的なだるさを西洋医学×東洋医学の両面から体系立てて整理し、鍼灸・整体・あん摩マッサージ指圧で何が期待できるのかを具体的に提示。タイプ別の見分け方、セルフケア、受診目安までを明記し、古河市の鍼灸院・整体院として地域の生活背景に合わせた実装ポイントをお伝えします。

レッドフラッグ（危険サイン｜該当時は速やかに医療機関へ）
・だるさに加えて38℃以上の発熱、悪寒、咳・痰・持続する咽頭痛など感染を示唆する症状が続く
・急激な体重減少/食欲低下/夜間の寝汗（内科疾患の可能性）
・胸痛、息切れ、動悸、浮腫、起坐呼吸（心肺の疾患・不整脈の可能性）
・黒色便/血便、持続する腹痛・嘔吐、黄疸（消化器・肝胆膵の疾患の可能性）
・強い抑うつ、希死念慮、日常生活の著しい障害（精神科・心療内科へ）
・妊娠中の急なむくみ・頭痛・視覚異常（妊娠高血圧症候群の可能性）
・新規薬剤開始後にだるさが増悪（副作用の可能性：睡眠薬・抗アレルギー薬・降圧薬など）

---

慢性的なだるさを根本から改善｜茨城県古河市の鍼灸・整体院【あはき整体-治療院】

慢性的なだるさは病名ではなく、回復しない疲労感が続く状態の総称です。背景には睡眠の質低下・自律神経の乱れ・栄養/血糖の揺れ・呼吸/姿勢のアンバランス・運動不足/過多・ホルモン変動・精神的ストレス・薬剤など、複数の要因が重なります。

古河市（境・小山・結城・野木エリア含む）は、立ち仕事や農作業、製造業の交替勤務、車移動中心、子育て/介護、受験/仕事のストレスなど生活背景が多彩です。

当院は、①レッドフラッグの除外→②生活24時間リズム（朝/昼/夕/夜）と週の波→③身体（姿勢・呼吸・循環・消化）の客観指標を整理し、局所×全身×生活設計で根本改善を目指します。

西洋医学と東洋医学からみた「慢性的なだるさ」

西洋医学的な評価と要点

• 鑑別の軸：感染・貧血・甲状腺機能異常・肝腎機能・睡眠時無呼吸・うつ/不安・薬剤性・心肺疾患・妊娠関連など。必要時は医療と連携し検査を提案。
• 保存療法/リハのコア：睡眠衛生の是正、身体活動の漸増（ペーシング）、姿勢/呼吸の最適化、ストレス教育、栄養/水分の整備。過度な安静や「ゼロ100思考」を避け、小さな成功体験の連続を作る。
• 薬物/処置の位置づけ：不眠・抑うつ・胃腸・アレルギーなどに薬が用いられる場合がありますが、生活介入と並走が鍵（一般論）。
• 過剰介入を避ける姿勢：検査の正常/異常に一喜一憂せず、日内リズム・行動・環境を整えることを優先。

東洋医学（中医学）的な捉え方

• 弁証の軸：気血両虚（息切れ・めまい・動悸）／脾虚・痰湿（重だるさ・食後の眠気）／肝気鬱結（張る・イライラ）／腎精不足（朝から疲れ・冷え・腰のだるさ）／陰虚火旺（寝つき悪い・ほてり）。
• 治則：補益気血・健脾化湿・疏肝理気・補腎填精・養陰清熱。局所（阿是穴）＋遠位穴で自律と循環を底上げし、「回復しやすい体内環境」へ。

---

症状タイプ別の特徴とアプローチ

① 睡眠の質低下タイプ（入眠困難・中途覚醒・熟眠感なし）

サイン：寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、朝スッキリしない、昼に強い眠気。
施術：後頭下筋・胸郭・横隔膜の緊張を緩め、迷走神経系の同調を促す。頸—顎—舌骨の連鎖を整え鼻呼吸へ。
鍼灸：神門・内関・百会・安眠・太谿・三陰交。
補足：就寝90分前入浴（38〜40℃10–15分）／就床起床の固定／寝室の暗さ・温度・静けさを整える。

② 呼吸/姿勢エラータイプ（浅い胸式呼吸・猫背・前方頭位）

サイン：肩や首が常にこる、息が浅い、長時間のPCやスマホで悪化。
施術：胸郭モビライゼーション、肋骨の外旋/下制、骨盤—横隔膜の同期を回復。
鍼灸：風池・天柱・膻中・内関・肺兪・大椎。
補足：1時間に1度立ち上がり、4秒吸って6秒吐く呼吸を3分。座面やモニタ高さを調整。

③ 栄養/血糖の揺れタイプ（食後眠い・甘味依存・朝食抜き）

サイン：午後の強い眠気、イライラ、間食が多い、朝食を抜きがち。
施術：みぞおちの緊張を解放し、横隔膜—腹圧の協調を再学習。
鍼灸：中脘・天枢・足三里・脾兪・肝兪。
補足：「汁物→主菜→主食」の順で食べる。たんぱく質（魚・卵・大豆）と食物繊維を確保。カフェインは午後控えめ。

④ 運動不足/過多タイプ（動かない疲れ・やり過ぎ疲れ）

サイン：座りっぱなしでだるい／急に運動を増やして逆にぐったり。
施術：足部—膝—股—骨盤の連鎖を整え、省エネ歩行へ。過活動者は回復設計（ストレッチ・睡眠）を優先。
鍼灸：足三里・陽陵泉・承山・太衝・肝兪。
補足：週150分の有酸素を「5〜10分×小分け」で開始。良い日もやり過ぎない（翌日の反動を防ぐ）。

⑤ ホルモン変動タイプ（PMS/更年期・妊娠/産後）

サイン：周期や季節で波が大きい、のぼせ/冷え、睡眠の質低下。
施術：胸郭—骨盤底の圧調整、内臓—横隔膜の滑走回復。
鍼灸：太衝・三陰交・内関・関元・腎兪。
補足：ぬるめの入浴、就寝前の呼吸3分、温冷差を避ける。必要に応じ婦人科と連携。

⑥ ストレス/情動タイプ（思考過多・交感神経優位）

サイン：考え事が止まらない、肩首のこわばり、歯ぎしり。
施術：側頭筋・咬筋・胸鎖乳突筋と後頭下の緊張を調整、呼吸と心拍の同調を回復。
鍼灸：神門・内関・太衝・合谷・百会・肩井。
補足：1日の「締めくくりルーティン」を固定（入浴→軽ストレッチ→呼吸→就寝）。

---

鍼灸・整体治療の有効性と研究報告

• ガイドライン・レビュー（一般論）：疲労・だるさに対しては、教育（ペーシング）・睡眠衛生・有酸素運動の漸増・ストレスマネジメントが推奨されます（国内外ガイドライン、各学会総説）。
• 鍼灸・徒手の知見：自律神経の指標改善、睡眠の質向上、頸肩こり/頭痛/消化症状の軽減、情動安定などが報告（Cochraneレビュー・総説の一般論）。
  単独で万能ではないため、呼吸・運動・栄養・行動計画との併用が実務ポイント。
• 臨床実装：①レッドフラッグ除外→②タイプ判別→③鍼灸・整体・運動の刺激量を段階設計→④睡眠/栄養/活動の「マイルール」化→⑤再発予防の仕組み化。

※感染・内科疾患・薬剤性・睡眠時無呼吸など除外が必要な場合は、まず医療機関での評価を優先。必要に応じて地域の医科と連携します。

---

セルフケアと生活習慣の工夫

• 睡眠ルール（2週間チャレンジ）：就寝90分前入浴／就床起床の固定／朝の光を5〜10分浴びる／スマホは就寝1時間前に終了。
• 呼吸リセット（朝・昼・夜）：4秒吸って6秒吐くを3分。下あご脱力、肋骨を360°広げる意識。
• マイクロ運動：1時間ごとに1〜2分の立位歩行。合計30分/日を目標に、5〜10分×数回の分割でOK。
• ペーシング：25分作業＋5分休憩。「良い日ほど控えめに」で翌日の反動を防ぐ。
• 栄養の整え方：朝は汁物＋たんぱく質＋果物の小皿から。昼夜は「汁→主菜→主食」の順。間食はナッツやヨーグルトで。
• 温度と環境：体を冷やしすぎない服装、空調の直風を避ける。就業環境の椅子・モニタ高さを調整。
• 首肩セルフ：後頭部の温罨法5分→肩甲骨を下げて胸をひらく20秒×3。
• 記録：眠気・活動・食事・気分・入浴を簡単にメモし、傾向を可視化。来院時に共有。

---

十二経脈病証からみた「慢性的なだるさ」の治療法

方針：「どの時間帯に・どの部位が・何と併発して」だるいのか（頭重・頸肩こり・動悸・胃腸不調・冷え/のぼせ・睡眠）を整理。以下の各経で〈所見/方針/主穴/随証/セルフ〉を明記します。

1）足太陰脾経（重だるさ・食後の眠気・むくみ）

所見：甘味嗜好、雨天や夕方に悪化、食後の倦怠・腹部膨満。
方針：健脾化湿・益気血で運化を高める。
主穴：三陰交・陰陵泉・公孫。
随証：脾兪・足三里。
セルフ：「汁→主菜→主食」の順で食べ、食後10〜15分の軽い散歩。

2）足少陰腎経（朝から疲れる・冷え・夜間尿）

所見：朝から倦怠、足腰の冷え、夜間に目が覚めやすい。
方針：補腎益精・温補通陽でベースアップ。
主穴：太渓・復溜・腎兪。
随証：関元・命門。
セルフ：就寝前足湯10分、腹腰の保温、朝の外気散歩5〜10分。

3）足厥陰肝経（張る・情動の波・PMS/更年期で増悪）

所見：胸脇部の張り、イライラ、ため息、体側のこわばり。
方針：疏肝理気・活血化瘀で巡りを整える。
主穴：太衝・期門。
随証：陽陵泉・内関。
セルフ：胸をひらくストレッチ20秒×3、4-6呼吸を3分。

4）手厥陰心包経（動悸・胸苦しさ・不安/不眠）

所見：緊張で動悸や息苦しさ、入眠困難。
方針：寧心安神・通絡止悸。
主穴：大陵・内関・膻中。
随証：神門・百会。
セルフ：胸前タッピング30秒＋呼吸3分、就寝90分前入浴を固定。

5）足陽明胃経（前頸〜胸・みぞおちの緊張・食欲の波）

所見：咽喉の詰まり感、胸やけ、食後の重さ。
方針：和胃降逆・通絡。
主穴：足三里・梁丘・天枢。
随証：中脘・内関。
セルフ：食後は座りっぱなしを避け、軽い散歩10分。就寝2時間前までに食事を終える。

6）足太陽膀胱経（背面ラインのこわばり・朝つらい）

所見：背中〜後頸の張り、起床時に強いだるさ。
方針：疏風通絡・筋膜滑走の回復。
主穴：膀胱兪・肝兪・膈兪。
随証：天柱・風池・承山。
セルフ：壁ドッグ（壁押しで背面を伸ばす）30秒×3、就寝前の下肢挙上10分。

ツボ選択の流れ：①主訴（だるさ＋併発症状）→ ②時間帯（朝/午前/午後/夜）→ ③主穴2〜3＋随証1〜2（局所＋遠位＋連動）→ ④刺激量（急性は軽、慢性は温補/疏通）→ ⑤セルフ（睡眠・呼吸・運動・栄養・環境）。

---

茨城県古河市での「慢性的なだるさ」施術｜あはき整体-治療院

• 鍼灸：自律神経・睡眠・消化の要点に働きかけ、全身の回復力を底上げ。頸肩こり・頭重・胃腸不調など併発症状にも同時対応。
• 整体：胸郭—横隔膜—骨盤底の協調、頸肩—顎—頭の連鎖、足部—膝—股の荷重軸を整え、省エネな姿勢・呼吸・歩行へ。
• あん摩マッサージ指圧：表層〜深層の滑走を整え、循環とリンパ還流を高めて重だるさを軽減。
• 教育・再発予防：睡眠・呼吸・運動・栄養・ペーシングの「マイルール」を一緒に設計。必要時は内科/心療内科/婦人科等と連携。

古河市・境・小山・結城・野木・栗橋エリアの皆さま。

「検査は異常なし。でも毎日がしんどい」という不安に、ガイドライン準拠の思考と東洋医学の経脈調整を統合して伴走します。鍼灸院・整体院として、生活に落とし込める現実的な改善策をご提案します。

＼24時間受付中／

---

さいごに

慢性的なだるさは、単一原因ではなく小さな要因の重なりです。正しい鑑別と段階的アプローチ、そして生活に馴染むセルフケアと再発予防の仕組み化で、回復しやすい身体へ確実に近づけます。

「どこへ相談すればいいかわからない」「薬だけに頼りたくない」——そんな方も、まずはお気軽にご相談ください。

茨城県古河市の治療院・鍼灸院・整体院として、あなたの慢性的なだるさの根本要因を見極め、オーダーメイドで改善へ導きます。