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頚椎椎間板ヘルニアを根本から改善|茨城県古河市の鍼灸・整体院【あはき整体-治療院】

頚椎椎間板ヘルニアを東洋医学の視点から解説|鍼灸・あん摩マッサージ指圧で自然に改善する方法
疑問な人

首から肩、腕にかけてのズキッとした痛みやしびれ。パソコンやスマホ時間が長いと悪化し、上を向く・後ろを振り向くのが怖い……「これって頚椎椎間板ヘルニア?」

こんな悩みを解決します。

こんにちは、治療家まっちです!

本記事では頚椎椎間板ヘルニア(頚椎神経根症)を、西洋医学のガイドライン・研究と、東洋医学(中医学・経絡)の両面からわかりやすく整理。

鍼灸・整体・あん摩マッサージ指圧で何ができるか、さらに今日からできるセルフケアまで、保存版としてまとめました。

まずはあなたの症状を「見える化」し、無理のない改善計画を一緒に立てましょう。

頚椎椎間板ヘルニアは、椎間板が後外側に突出して神経根を機械的・化学的に刺激し、首~肩甲帯~上肢に放散痛・しびれ・筋力低下を引き起こします。

多くは数週間〜数か月で自然軽快しやすく、適切な保存療法(運動療法・徒手療法・教育・鎮痛)で多くの方が改善します。

外科が必要なのはごく一部(進行性の筋力低下や脊髄症など)です。

注意(レッドフラッグ):巧緻運動低下(手のもつれ)・歩行障害・痙性(つっぱり)・膀胱直腸障害・著明な筋力低下の進行・夜間痛で眠れない激痛・発熱/悪寒・原因不明の体重減少・大きな外傷歴は、脊髄症・感染・腫瘍・骨折などの可能性。迷わず医療機関で精査を。

この記事を書いた人

【治療家まっち】

✔︎あはき師
・あん摩マッサージ指圧師
・はり師
・きゅう師

✔️あはき整体ラボ運営

✔️愛ねこラボ運営

素敵なご縁に感謝いたします!

目次

頚椎椎間板ヘルニアを根本から改善|茨城県古河市の鍼灸・整体院【あはき整体-治療院】

頚椎椎間板ヘルニアを東洋医学の視点から解説|鍼灸・あん摩マッサージ指圧で自然に改善する方法
頚椎椎間板ヘルニアを東洋医学の視点から原因を探り、鍼灸やあん摩マッサージ指圧による自然なアプローチで改善を目指します

ポイント:頚椎ヘルニアの痛みは「突出そのもの」だけでなく、姿勢・胸郭/肩甲帯の滑走不全・神経のすべり低下(ニューロダイナミクス)・睡眠や不安など複数要因が重なって長引きます。

保存療法では、運動療法+徒手療法+必要に応じ牽引+教育のハイブリッドが有効と報告。

鍼灸は痛み・筋緊張の低減や機能改善に補完的効果が示唆されています。

※当院での施術はガイドライン(NASS/APTA等)の考え方を尊重し、非侵襲・低リスクを徹底。医療が必要な所見は速やかに医療機関で精査を促します。

西洋医学と東洋医学からみた頚椎椎間板ヘルニア

西洋医学と東洋医学の比較

西洋医学的な要点(ガイドライン抜粋)

  • 自然経過:多くは保存療法で改善。4〜6か月で大きな軽快、長期的にも自然軽快が優勢。進行性神経障害・脊髄症は外科検討。
  • 保存療法:教育・活動調整・運動療法・徒手療法・鎮痛(必要時短期の薬物)。選択的神経根ブロックは難治例に。
  • 牽引+運動:運動療法に機械牽引を追加すると、痛み・障害の長期成績が改善したRCTあり。症例選択と用量設定が重要。
  • スクリーニング:感染・腫瘍・骨折・動脈不全・上位靭帯不全などのレッドフラッグは初期評価で必ず除外。

東洋医学(中医学)的な捉え方

  • 経脈の滞り:頚〜肩〜上肢は「手太陽小腸経・手陽明大腸経・手少陽三焦経・督脈・足太陽膀胱経」などが関与。
  • 寒湿・痰濁:冷えや湿で循環が落ちると痛み・しびれが遷延。
  • 肝鬱血瘀:ストレスや同姿勢で筋緊張が続き、血の巡りが停滞。
  • 腎虚:慢性化・再発を助長。腎を温養し回復力を底上げ。

症状タイプ別の特徴とアプローチ

① 神経根症優位(片側の腕の痛み・しびれ・筋力低下)

サイン:頚の後屈や側屈で放散痛、Spurling陽性、上肢の知覚/反射低下。
施術:神経の“すべり”を回復(スライダー/テンショナー)、胸郭・肩甲帯の滑走改善、必要に応じ低用量の牽引を併用。
セルフ:痛み手前での神経モビリゼーション/机上での頚部中間位保持/デスク環境の最適化。

② 体幹・肩甲帯の拘縮優位(姿勢関連)

サイン:胸椎伸展低下、肩前方巻き込み、猫背で悪化。
施術:胸椎モビリティ、肩甲上腕リズムの再学習、前方関節包・大胸筋の滑走改善。
セルフ:胸椎伸展エクサ(タオル枕)・肩甲骨の後退下制ドリル。

③ 冷え・慢性化タイプ(朝のこわばり・だる重い痛み)

サイン:寒冷・長時間同一姿勢で悪化、夜に痛みやすい。
施術:温灸・ディープヒーティング+鍼で筋膜の粘弾性を改善、腎を温養。
セルフ:就寝前の保温・腹式呼吸、朝のスローモビリティ。

受診の目安:筋力低下が進む、手指の巧緻動作が落ちる、歩行がぎこちない、膀胱直腸障害、持続する激痛は医療へ(画像検査・外科適応の検討)。


鍼灸・整体治療の有効性と研究報告

  • 運動療法+牽引:頚椎神経根症において、運動療法へ機械牽引を追加すると長期の痛み・障害が有意に改善(RCT)。症例選択が鍵。
  • 保存療法の予後:多くの患者が数週間〜数か月で改善し、外科に至らない。再評価と教育が重要。
  • ガイドライン:APTA/Orthopaedic Section CPGは、スクリーニング→教育→徒手・運動・必要時牽引の統合を推奨。
  • 鍼灸:慢性頚部痛に対し痛み・機能を短期改善するエビデンス(Cochrane 2016ほか)。頚椎神経根症に限定した質の高いRCTは蓄積中だが、補完療法として併用価値が示唆。

※鍼灸は安全域を厳守し、血液サラサラ薬や骨粗鬆症・糖尿病など既往がある方は事前にご相談ください。


セルフケアと生活習慣(保存版)

  • 姿勢の再設計:画面は眼の高さ、肘90°、腰背部サポート。長時間作業は45〜60分毎に立ち上がり。
  • 神経モビリゼーション:橈骨神経・正中神経のスライダー(痛み手前で往復10回×2、日に2〜3回)。
  • 痛みのコントロール:温罨法→痛みが落ち着いたら可動域エクササイズへ。深呼吸で自律神経を整える。
  • 睡眠:枕は「高過ぎず低過ぎず(頚が中間位)」、仰向けor横向きで腕を前方支持。
  • 運動:胸椎伸展、肩甲骨の後退下制、頚のアイソメトリック(痛みなし範囲)。
あはきん

来院時に、あなたの生活動線に合わせて「続けられる分量」に落とし込みます!


十二経脈病証からみた「頚椎椎間板ヘルニア」の治療法(主穴・随証)

頚椎椎間板ヘルニアを十二経脈弁証から整理
誘因(姿勢/反復動作/冷え/ストレス)×部位(後頚・肩外側・前腕)で主穴+随証を設計

症状に合わせ、各経絡治療を〈所見/方針/主穴/随証/セルフ〉で解説します。

1)手太陽小腸経(肩甲内側〜上腕後面のこわばり)

所見:肩甲内側の強いこり・振り向き困難、後方関節包の硬さ。
方針:肩甲帯の滑走改善と後方関節包の緊張緩和で、頚〜肩甲帯の連動を回復。
主穴:肩外兪・天宗・小海・後渓。
随証:肩中兪(肩甲間部)/曲垣(僧帽筋上部)。
セルフ:スキャプラ・リトラクション10回×2、頚の痛み手前で回旋。

2)手少陽三焦経(肩外側〜上腕外側の痛み)

所見:外転・外旋で痛む、側頭部の緊張を伴うことも。
方針:外側ラインの鬱滞を解消し、肩甲面挙上の滑らかさを回復。
主穴:肩髎・外関・天井。
随証:臑会(上腕外側)/太陽(側頭部)。
セルフ:ペンデュラム30秒×2、壁スライド8〜10回×2。

3)手陽明大腸経(肩前面〜前腕外側の張り)

所見:前方挙上が辛い、前面の引きつれ感。
方針:前方関節包の滑走性を上げ、前肩の巻き込みを是正。
主穴:肩髃・曲池・合谷。
随証:巨骨(肩峰内側)/天宗(後面バランス)。
セルフ:ドア枠ストレッチ20〜30秒×2、胸椎伸展5呼吸×2。

4)足太陽膀胱経(後頚部〜背部の張り・神経根牽引感)

所見:後頚部のつっぱり、上を向くと放散痛が出やすい。
方針:後面ファシアの滑走回復と頚部伸展ストレスの軽減。
主穴:天柱・風池・大杼。
随証:膏肓(肩甲間部の充血)/次髎(仙骨部の循環)。
セルフ:やや前傾で小刻み歩行、長時間座位は60分毎に立位へ。

5)督脈(後正中・姿勢と自律の要)

所見:姿勢不良で悪化、夜間痛・交感亢進を伴う。
方針:後正中の通りを整え、胸椎伸展と呼吸の同調で痛覚過敏を下げる。
主穴:百会・大椎・至陽。
随証:膻中(呼吸の解放)/神門(安神)。
セルフ:ぬるめ入浴→保温→呼吸4–6法3分、就寝前の画面オフ。

6)足少陰腎経(冷え・慢性化・回復力低下)

所見:朝のこわばり、冷えで悪化、だるい鈍痛。
方針:温補で深層循環を高め、回復力を底上げ。
主穴:腎兪・太渓・復溜・命門。
随証:三陰交(下肢循環)/関元(気血の底上げ)。
セルフ:就寝前の足湯・腹巻、朝は骨盤ロッキングから始める。

ツボ選択テンプレ:①誘因(姿勢/反復動作/冷え/ストレス)→②部位(後頚・肩外側・前面)→③主穴2〜3+随証1〜2→④急性は軽刺激、慢性は温補→⑤セルフ(神経モビリ+姿勢+睡眠)。

あはきん

「局所×遠位」「姿勢×呼吸」をセットにすると、回復が加速します。


茨城県古河市での頚椎ヘルニア施術|あはき整体-治療院

あはき整体-治療院 外観(古河市)
古河市・境・小山・結城・野木エリアから多数ご来院
  • 鍼灸:内外のトーンを整え、痛み・しびれ・筋緊張を緩和。必要に応じ微弱電気で鎮痛補助。
  • 整体:胸椎伸展・肩甲帯・頚部の滑走を回復し、神経のすべりを取り戻す。
  • 前庭/呼吸連動:姿勢制御×呼吸で痛覚過敏を抑え、自然鎮痛機構を引き出す。
  • 教育・セルフ設計:画面環境・睡眠・運動の「続けられる分量」を一緒に設計。

\24時間受付中/

あはきん

「検査は手術を勧められないけど痛い」——そんな方こそ、保存療法の出番です。


さいごに

東洋医学と鍼灸あん摩マッサージ指圧治療専門(あはき治療)

頚椎椎間板ヘルニアは、正しい見立てと一貫した保存療法で改善を目指せる症状です。ガイドラインが示すように、多くの方は非手術で軽快します。

神経のすべりを取り戻す運動胸椎・肩甲帯の滑走姿勢と睡眠の再設計、そして鍼灸・整体を組み合わせることで、痛みの回路は落ち着き、日常動作が戻ってきます。

「上を向くとビリッとくる」「マウス操作でしびれる」「朝のこわばりで仕事がつらい」——ひとりで我慢しないでください。あなたの症状・生活に合わせた“現実的で続けやすいプラン”をご提案します。

茨城県古河市の治療院・鍼灸院・整体院として、あなたの頚椎ヘルニアの根本原因を見極め、オーダーメイドで伴走します。まずはお気軽にご相談ください。

あはきん

痛みに縛られない毎日へ。一歩ずつ、でも着実に整えていきましょう!

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この記事を書いた人

「次なる通過点は医師免許取得٩( ᐛ )و🔥」
医療の道に人生を捧げます。
東洋医学を土台に、鍼灸あん摩マッサージ指圧を日々研鑽し、臨床のリアルをブログで共有。
そして将来は、東洋医学と西洋医学の両方を語れる“統合医療の治療家”になります。

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